先月31日、旧統一教会の信者およそ4000人がソウル中心部に集まり、韓国のテレビ局に対して大規模デモを行いました。
■「魔女狩りだ」信者 韓国TV局に抗議
韓国のテレビ局「MBC」の前に集まった、旧統一教会の信者たち。その数、およそ4000人。おそろいの白に青いツバの帽子をかぶり、赤と青のプラカードを掲げながら、大声で抗議します。
デモのきっかけは、MBCが先月30日に放送した、元信者や教団の献金の実態などを取り上げた報道番組にありました。
■総理「関係断つ」 教団「そうですか」
そうしたなか、日本でも旧統一教会を巡る動きがありました。
先月31日、岸田文雄総理大臣は官邸で会見を開き、旧統一教会と自民党は今後、一切の関係を断つ方針を表明しました。
これに対し、旧統一教会の日本本部は、次のようにコメントしました。
世界平和統一家庭連合：「宗教法人として、組織的に特定の政党、政治家を応援していないので、『関係を断つ』と言われましても、あーそうですかという感じで。今後もこれまでと変わらず、活動していきたいと考えています」
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