6月に放送されたバラエティ「まっちゃんねる IPPON女子グランプリ」(フジテレビ)では、滝沢カレン、神田愛花、王林というバラエティで活躍する面々と大喜利対決を繰り広げた。
「壁ドン以上のキュンキュンを教えてください」というお題に対して、「尻モギ」と回答してIPPONを獲得し、松本人志が「やるなぁ」と感心する一幕もあった。
さらに、あるNetflixのイベントでお笑いコンビ・マヂカルラブリーと大喜利対決を行い、M-1王者であるマヂラブが負けを認めるほどの大活躍をみせたことも話題を集めた。
人気バラエティ番組などを手掛けるある放送作家は渋谷のそんな“強さ”を、「笑いを分かっているというところが大きいです」と分析する。
「フリがあって、そこからオトす。若手芸人が学校や養成所で学ぶような基本的なところがしっかり理解できていて、しかもその理解レベルが高い。さらに、出演する番組やイベントの中で、芸人さんだらけの場なのか、少ない場なのか、そういうところまで把握したうえで自分がどう振る舞ったら面白くなるのかまで分かる、対応力の高さも感じます」
実際に番組を企画するうえで、いま名前のあがることが最も多いタレントのひとりだという。
「いわゆる“女性タレント枠”で考えると、みちょぱや藤田ニコル、朝日奈央など第一線で活躍するメンバーの中で、番組の色合い的に誰がいいかと比較検討されるレベルの中にいますね」(前出の放送作家)
渋谷の魅力は、その芸人的コメントスキルの高さだけにとどまらない。
芸能評論家の三杉武さんは、「まず笑顔が印象的ですね」と言い、こう語る。
「いつもニコニコしていておっとりした雰囲気、ひと昔前で言う『癒し系』『天然系』ぽい要素もあります。だけど放たれるコメントや発言、大喜利の回答が切れ味鋭くて面白い。そのギャップが大きな魅力ではないかという気がします。おっとり自然体でありながら実際には天然やおバカ系ではなくて空気を読んだ発言ができる。そういうところが起用される理由ではないでしょうか」
三杉さんはさらに、NMB48が吉本興業の運営であるところにも着目する。
「渋谷さん自身、ダイアンのファンであることを公言していたりするなど、もともとお笑いは好きみたいですね。大阪の番組で、今のように売れっ子になる前のダイアンやかまいたちと共演し、彼らがどんどん人気を得ていくなかで一緒にバラエティの空気を勉強して鍛えられた。そして、彼らが全国区でブレイクしたタイミングも合っていたことで、共演者としてお互いリラックスできる環境で活躍することができる。こうした幸運も、今の結果につながっているのではないでしょうか」
前出の放送作家は、この先も渋谷の快進撃は続きそうな気がすると予測する。
「バラエティが得意な若い女性タレントは今後もどんどん出てくると思いますが、かわいいだけでなく、きちんとしたスキルのもとに面白いことが言える稀有な存在です。芸人さんでもなく、最新の若者トレンドに乗ったギャルといったキャラでもないので、他とのかぶり感もない。この先も活躍は続くのではないでしょうか」
渋谷の”無双”状態は、この先もまだまだ続きそうだ。
全文
http://news.yahoo.co.jp/articles/5ced4a82e907be98706d31370ecfd8d46cf90e3f
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