特徴的な制服が人気を集めたレストラン「アンナミラーズ」。日本唯一の店舗である高輪店が8月31日に閉店することになった。そんなアンナミラーズについて漫画家の江口寿史さんがイラストをTwitterに投稿し、話題となっている。
江口さんは8月3日、アンナミラーズの制服を着た女の子のイラストを投稿。
「今月末の高輪店の閉店でその歴史にピリオドをうつアンナミラーズ。アンナミラーズはぼくにとっては80年代の吉祥寺の象徴でした」と自身の思い出を振り返った上で「いろいろ想いがあり過ぎて一言では語れませんが、この絵を感謝の言葉の代わりにさせていただきます。アンナミラーズありがとう」と感謝の気持ちをつづった。
この投稿に対して「素敵な絵をありがとうございます!」「アンナミラーズでバイトしてこの制服を着てました」「青春でした」などの声が寄せられた。
事業を展開してきた井村屋の発表によると、米国発祥のアンナミラーズは1973年6月にアメリカンフードとホームメイドパイやチーズケーキなど、スイーツが気軽に楽しめるレストランとして青山に日本1号店をオープン。東京都を中心に25店舗を展開したが、現在では高輪店1店舗のみとなっていた。
アンナミラーズ高輪店は1983年11月30日に11番目の店舗としてオープン。今回、国土交通省から品川駅西口基盤整備事業に伴う移転要請があり、閉店することとなった。
今後については、高輪店同様の集客が得られる立地候補を検討しているというが、新規出店は未定。公式オンラインショップでの販売は閉店後も行われ、今後も様々な展開をすすめていく予定だという。
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「アンナミラーズありがとう」江口寿史さんがイラストで感謝 ⇒「青春でした」と反響広がる