8月に入り、全国的に厳しい暑さを記録しています。2日には各地で35度を超える猛暑日となり、関東以西では40度に達する地域も出てきました。
記録的な暑さとともに、気をつけたいのが熱中症。厚生労働省が、熱中症の予防方法をイラストでまとめています。
資料によると暑さを避けるためには、扇風機やエアコンで温度をこまめに調整すること、遮光カーテンや簾、打ち水を利用すること、外出時には日傘や帽子を着用することなどを推奨しています。また室内や出先を問わず、、喉の渇きを感じていなくても、こまめに水分や塩分を補給することが重要だといいます。
さらに熱中症が疑われる人を見かけた場合、エアコンが効いた室内や風通しの良い日陰など涼しい場所へ避難すること、衣服をゆるめ体を冷やすことなどを推奨し、「自力で水が飲めない、応答がおかしい時は、ためらわずに救急車を呼びましょう」としています。
そのほか、8月は学校での部活動やイベントなど、外に出る機会も増え、コロナ禍で熱中症を予防する上で、マスク着用の基準に迷う人もいるかもしれません。
そんな時には、厚労省と環境省が6月に公表した資料が参考になります。
資料では、「屋外ではマスク着用により、熱中症のリスクが高まります」と指摘した上で、2メートル以内の近距離で会話をする時には着用を呼びかけつつ、原則として「屋外ではマスクを外しましょう」としています。
また、「運動中は忘れずにマスクを外しましょう」と強調。
屋外での散歩やランニング、徒歩や自転車での通勤・通学などの際も「マスク着用は必要ありません」と記しています。
また資料によると、自宅やオフィスなどの屋内では、人との間に2メートル以上を目安とする距離が保たれていて、会話をほとんど行わない場合は着用は、不要だとしています。
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オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
屋外でもマスクは着けるべき?コロナ禍の熱中症予防、厚労省のイラストがわかりやすい