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もう死ぬしかないやん

じゃあショートコントのネタ見せます

面白太郎のショートコント
「世紀の一戦」

太郎の後輩「太郎さん、いよいよ次が今日のメイン試合っスね！」
太郎「おぉ、ついにこの時が来たかって感じだな！キックボクシング界最強のタケオとムエタイ界最強のテン・シンが戦う日が来るとはな。バイト代全部突っ込んで最前席取ったけど、後悔はねぇぜ」
後輩「どっちが勝ちますかねぇ～？僕はスピードのテン・シンが有利と見ますけど」
太郎「いや、タケオのパワーも侮れんぞ。今まで不利だと言われて相手に全部KOで勝って来たのがタケオだからな」
後輩「楽しみっスねぇ～」

実況「まもなく1R開始です！！！」

後輩「太郎さん！！1Rヤバかったっスね！！
テン・シンが速すぎて残像が見えてましたよ！！」
太郎「あぁ、だがタケオのパワーも流石だ。パワーが有りすぎてリングがほぼ壊滅状態だもんな…」
後輩「でもやっぱり余裕があるのはテン・シンですよ。速すぎて途中でバナナ食べる余裕がありましたもん」
太郎「あぁ、だが恐ろしいのはここからだ。タケオは2R目、3R目と段々ギアを上げて行くからな…」
後輩「楽しみっスねぇ～」

実況「2Rが始まりました！！！」

後輩「太郎さん…俺、なんて言ったらいいか…」
太郎「あぁ、テン・シンの移動の衝撃波で俺たち以外の最前席の客、全員死んだな…」
後輩「ゲスト解説で来てたアイドルのミユちゃんも死んでる…。俺好きだったのになぁ…」
太郎「あぁ、だが仕方ないさ。世紀の一戦だからな…。それよりも凄いのはタケオだ。1R目よりも明らかに巨大化してる」
後輩「それにテン・シンの音速パンチ喰らって笑ってましたからね…」
「次がラストのラウンドだからな…。お互いに仕留めに来るだろう。真の本気の戦いが見られるぞ」
後輩「楽しみっスねぇ～」

後輩「太郎…さ…ん、い、生きて、ますか…？」
太郎「あぁ、なんとかな…。だが俺たち以外の観客は全員死んだか…。レフェリーも…死んでるな…」
後輩「ジャッジも全員死んで居ないのなら、もはや戦う意味もないのに、何故彼らは戦い続けているのだろう…」
太郎「そうだな…。格闘家としての本能だろうな…。自分よりも強い男が目の前にいるのに、そこから逃げだしたら格闘家じゃないよな…。俺たちは最後まで見守ろうや、二人の漢の…勝負…を…」
後輩「楽しみ…っス…ね」

実況「ただいまの試合、テン・シン選手が入場時に歌った曲が権利侵害に当たるとして抗議が来た為、ノーコンテストと致します！！」

はい、おもしろMAX！