メジャーリーグ・エンゼルスの大谷翔平選手は日本時間の7月14日、本拠地アナハイムでのアストロズ戦に「1番・投手兼指名打者」で出場し、6回1失点12奪三振の快投で自身6連勝。自己最多に並ぶ9勝目をあげた。
また、打っては2回に自らを援護する2点タイムリー3塁打を放ち、チームを勝利に導いた。
この大谷選手の活躍を海外メディアも相次いで称賛。中でも、メジャーリーグ専門のポッドキャスト『Talkin’ Baseball』は刺激的な言葉で称えた。
『Talkin’ Baseball』は14日、公式twitterで「大谷翔平は人間じゃない」とツイート。6回1失点12奪三振と快投した「投手・大谷」をこのように称えた。
エンゼルスの公式Twitterも試合直後、「MVPがMVPとしてなすべきことをした」と大谷選手の活躍を称賛した。
この試合で勝利するまで連敗が続いていたエンゼルス。実際、大谷選手が前回投げた日以来、勝利がなかった。日本時間の6日に投げて勝利して以降、チームは5連敗していた。今回、またも大谷選手が「連敗ストッパー」になった。
試合はエンゼルスが7-1で勝利した。
大谷選手は9勝目をあげ、自身初のMLBでの2桁勝利に大手をかけた。
すると気になるのは、やはりあの記録だ。1918年にベーブ・ルースが記録して以来、104年ぶりとなる「シーズン2桁勝利&2桁本塁打」だ。
今季は打者としてこれまで19本の本塁打を放っている。あと1勝すれば、歴史的な記録を達成することになる。
2021年シーズンは投手としての最終成績が9勝2敗で、わずかに1勝届いていなかった。それだけに、次回登板には熱視線が注がれることだろう。
大谷選手は日本時間7月20日、ドジャースタジアムで開催される2022年のMLBオールスターゲームに出場が決まっている。
ファン投票でアメリカン・リーグの「指名打者」部門で1位を獲得し、スタメンでの出場が内定しているほか、「投手」としても選出されている。
一方、今回の試合で105球を投げているため、登板を含めてその起用法が注目されている。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
「大谷翔平は人間じゃない」。104年ぶりべーブ・ルースの記録に近づく快投。海外メディアの称賛がド直球だった