…っし!
余り物!
落ち着いてください
まだ問題どころか解答もしてません!
不格好な日焼け!
薄めすぎたカルピス!カランと鳴る氷の音!
じっとり汗ばむ二人!
「なんでもいいよ」じゃ困るって不機嫌のふりしながらしっかり準備するアイツの好物!
まずは落ち着いて問題を聞いてください
実は得意な折り紙!
だけど欲しがるあの人の折り紙!
合鍵は植木鉢の下!
わざとらしく一番上にしておいた花火大会のチラシ!
興味ないけどって言いながら調べておく新しい浴衣!
ゴォ~
ゴォ~
重なった大サイズと特大サイズのお茶碗!
風鈴の音にさえ遮られそうな小さい声!
全てを隠してくれるセミの声!
この展開どう見ます?解説のタマモクロスさん
いつもの二人と比べたらずっとマシや
窓からこぼれる夏の日差し!
ネイチャ優勢に見えるけど追い込みのタイシンが脚を溜めとる…
勝負はまだまだわかれへんで…!
星降る石畳を踏んで君はゆく。一歩半だけ先を、怒ったように忙しなく。
もろびとこぞる市場の中を、その細い脚で縫うように淀みなく、騒ぐ人波をかきわけて。
店先は光で満ちて、きらめく品々は眩しく鮮やかだ。
甘いホットチョコレートの湯気に、シナモンの香りが乗って夜を温めている。
この冬の日の喧噪の中でその小さな肩を見失わずに済んでいるのは、間違いなく君自身のおかげだった。
「何してんの、はぐれないでよ」
振り向いて、ぶっきらぼうに君は言う。
頷き返すと、すぐに前を向いてしまう。
ただ一歩半だけ先を、それ以上決して引き離さないように、
細心の注意を払いながら君はゆく。
時折、ちらちらと振り返る視線に、気づかないふりをして後を追う。
気づいたことがわかったら、そのとたんにこの聖なる1歩半がぐんと伸びて消えてしまうからだ。
聖夜の月明かりを受けて君はゆく。
1歩半だけ先を、誰よりも優しく慎重に。
トレーナーさん静かに!
窓を開けてぬるい風を浴びながら夕焼けの海沿いをドライブ!
トレーナーにとって私は何着なの?困った様に緩む貴方の口元!急いで取り消すあたしに優しく貴方は一着と答えてくれて思わずにやける困った私の口元!
ネイチャがさっきから独走もん?
クーラーが壊れて汗だくで2人だけの畳み部屋!
そういうシチュに憧れるのは分かるがこの時期クーラーが壊れるのは不味い!
最後にボトルに水を注いで作った薄いカルピス!
ゴォー ゴォー
ゴォー
やっぱり夏になったらこれだな…
別にいらないって言ってるのにぽっきんアイスの尻尾つきの方を絶対に譲ってくるアイツ!
そんな些細な特別扱いで嬉しくなる自分に複雑になる夏!
言わせちゃってごめんねと謝る私にネイチャのためなら何度でもと恥ずかしげもなく返す言葉
夏下の陽射しにやられた様な真っ赤な顔を髪に隠す
なんと!
ここまで問題はまだ出題されていません!
手相が見たいなんて言い始めてアタシの指のサイズ計ろうとしてるのがバレバレなアイツ!
夏祭りのかき氷
ピンクに染まった舌を覗かせて
君の色だなんてうれしそうに笑う子供みたいなアイツ…
昭和から平成初期にかけてのラブソングみたいな解答が続きますね
心なしかこの場の全員髪が湿気で広がってきている…
どんだけしっとり回答捻りだそうとしても聖なる一歩半貼られるとずりーよ!ってなるから禁止カードだろあれ
早押しクイズ(自由型)
問題は最初からあってもなくても同じではある
ゴォ~…ゴォ~…ゴッ…ゴ…
この場で一番頑張ってるのは布団乾燥機くんかもしれない
日本の夏
ネイチャタイシンの夏
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【ウマ娘】問題!