7月8日、奈良市内で参院選の街頭演説中に銃撃され、67歳で亡くなった安倍晋三元首相。治療にあたった
のが橿原市にある、奈良県立医科大学附属病院だ。
だが一時、SNSでは「クレーム」「クレームの電話」がトレンド入り。同病院に対し、クレームの電話が殺到した
という噂が流れたからだ。
《言うとくけどなぁ!!!奈良医大にクレーム電話殺到してるらしいけど!!!やってること間違ってるから
なぁ!!!!!!》
《奈良医大にクレーム電話って……日本人こんなにバカばっかだったの??》
ネット上には、クレームについて非難する声が相次いだ。
本当にクレームは殺到しているのか? 確認のため、奈良県立医科大学附属病院に電話すると、大学
総務広報課長が対応してくれた。
――附属病院にクレームの電話が殺到しているというのは事実でしょうか?
「とくに現時点(7月9日13時)でも電話はないので、そういった事実は確認できません。医科大学と附属
病院がありますけど、全学を上げて対応させていただきました」
――昨日、7月8日の時点ではけっこうクレームの電話はあったのですか?
「まったくなかったわけではないです。記者会見自体が18時からで、通常の診療業務は終了していました。
反応が皆無というわけではなくて、『放送の声が小さい』など、うちの会見の理由なのか、放送自体に
理由があるのか、放送に対しては何件か電話で苦情はありました。ふだんのその時間の電話よりは
多かったですが、対応できる範囲でしたし、延々と続いたわけじゃありません。記者さんから取材の電話が
あるくらいで。苦情の電話が殺到しているという情報は、『デマ』だとしかいいようがないですね。逆に、
煽ってはるのかな、と思ってしまいますね」
https://news.yahoo.co.jp/articles/277d23bd1db4134d706cd745282a5b6c7be2ccb2
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