沖縄本島では台風の中心が離れたものの、本島周辺にはまだ活発な雨雲があり今後も雨が強まる可能性があります。断続的に雨が強まるおそれがあるため、警戒が必要です。
今週は進路を東寄りにかえて、九州など西日本に近づくおそれがあるものの、予報円が大きく予測の不確実性は高くなっています。(予報円の大きさは進路の不確実性を表しており、台風の大きさや強さとは関係がありません。)
▼台風4号 7月3日(日)15時現在
中心位置 沖永良部島の西北西約190km
大きさ階級 //
強さ階級 //
移動 北北西 ゆっくり
中心気圧 996 hPa
最大風速 18 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 25 m/s
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台風の南側に広がる活発な雨雲が沖縄本島を通過し、那覇では12時30分までの1時間に9.0mmの雨を観測しました。
台風は離れていっていますが、このあとも沖縄本島や奄美付近では急激に雨が強まるおそれがあります。道路冠水や河川の急な増水、強風による飛来物などに警戒が必要です。
また、強風や高波への備えも欠かせません。
5日(火)から6日(水)は西日本、6日(水)から7日(木)にかけては東日本の太平洋側を中心に雨雲が発達しやすく、梅雨の期間にはなかったような大雨となるおそれがあります。
台風の進路が定まってくると、大雨のエリアも明確になってきます。こまめに最新の気象情報を確認し、大雨の可能性が高まってきたら早めに対策を進めるようにしてください。
台風4号の名前「アイレー(Aere)」は米国が提案した名称で、「嵐」を意味するマーシャル諸島の言葉からとられています。
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