韓国・アリランTVのニュース番組で、単独インタビューを受けた鳩山元首相。彼は「元首相」の肩書を利用して過去に何度も韓国への謝罪を重ねてきた人物だ。このインタビューでも彼は韓国民に謝罪し、慰安婦問題について日本政府の姿勢を批判した。インタビューで彼が語った内容とは……。(ビジネスライター 羽田真代)
鳩山元首相といえば、「竹島は韓国領土」という趣旨の文をSNSに掲載したり、2015年の訪韓時にソウル市西大門(ソデムン)刑務所で日本の歴代首相で初めてひざまずいて謝罪したりした人物だ。彼の謝罪は、韓国で「誠意が感じられる」と一定の評価を受けた。
加えて、最近では5月10日の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の就任式に個人枠で招待されて出席。尹大統領から「韓日関係の先生になってほしい」と言われ、再び注目を浴びたことが記憶に新しい。
彼は毎年韓国を訪れているし、韓国寄りの発言を繰り返すことから、「親韓」「知韓」の日本人として(韓国では)知られている。
● 慰安婦問題について、日本は永遠に謝罪し、賠償を続けなければならない
2015年の「慰安婦問題日韓合意」について、鳩山元首相は「日本政府の『この問題を二度と持ち出すな』という態度が間違っている」「慰安婦被害者たちは、決して物質的な賠償を望んでおらず、真の謝罪を望んでいる」と語った。
一方で彼は、この合意は岸田首相が外相当時に締結したものだから「これを無効化することは難しい」とも認識している。だが、「合意を土台に、無限責任要素(加害者は被害者が大丈夫だと言う時まで謝罪しなければならない)を付加して、被害者に心から謝罪することが重要だ」とも述べた。
鳩山元首相の言う“無限責任要素”とは、被害者が「もういい」と言うまで日本は永遠に謝罪し、賠償を続けなければならないということだ。これでは、慰安婦問題日韓合意の「最終的かつ不可逆的な解決」は意味を為さなくなる。
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【速報】鳩山元首相、韓国のテレビで「日本政府の非礼」をお詫び申し上げてしまうwwwwwwwww