人類が初めて目撃?「白いガラパゴスゾウガメ」がスイスで誕生【画像集】

トロピカリウムのトーマス・モレル氏(2022年6月3日)

スイス・セルヴィオンにある熱帯水族館「トロピカリウム」で6月3日、アルビノのガラパゴスゾウガメの赤ちゃんが公開された。

ロイターによると、このカメは5月に誕生したガラパゴスゾウガメ2匹のうちの1匹で、別のカメは親と同じ黒色だった。

アルビノのガラパゴスゾウガメは、非常に珍しいという。

トロピカリウムは声明で「アルビノのガラパゴスゾウガメが動物園で生まれるのは世界初です。野生でも見つかったことはありません」と驚きを伝えている。

5月に誕生した2匹の子ガメたち(2022年6月3日)

ガラパゴス保護トラストによると、現存するガラパゴスゾウガメ種群のすべてのカメは、IUCN(国際自然保護連合)のレッドリストに載っている絶滅危惧種だ。

トロピカリウムはガラパゴスゾウガメの繁殖に取り組んでおり、母亀は2月11日に5つの卵を産んだ。卵は孵卵器で温められ、アルビノの子ガメが5月1日に、もう1匹が5月5日に孵ったという。

トロピカリウムのトーマス・モレル氏は、カメの色を見てとても驚いたとロイターに語っている。

「生まれた時に白い色をしていることはあります。しかし2日経って、私たちはアルビノだと確信しました」

またUSAトゥデイの翻訳によると、トロピカリウムはfacebookに「赤い目と白い甲羅、カメは新しいスイスのマスコットになるでしょう」とつづっている。 

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オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
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Satoko Yasuda