Appleの主力製品であるiPhoneやAirPodsシリーズに来年、11年ぶりとなる激変が訪れようとしています。
*Category:テクノロジー Technology|*Source:9to5Mac ,Bloomberg
AppleのiPhoneシリーズは2012年にリリースされた「iPhnoe 5」以降、充電・通信ポートとしてLightning規格を長らく採用してきました。
このLightning規格について、著名アナリストのミンチー・クオ氏は先日、Appleは早ければ来年にもiPhoneの充電ポートをUSB-Cに切り替える可能性があると主張。さらに海外経済紙「Bloomberg」も、AppleがLightningに代わってUSB-Cを採用したiPhoneを内部でテストしているとリークしました。
現在、クオ氏はこの主張をさらに強めています。同氏の最新の報告によれば、USB-C搭載iPhoneのリリースと同時に、Appleは現在Lightningで充電している他の製品の新しいUSB-Cバージョンもリリースするだろうとのこと。
テック系メディア「9to5Mac」は、これにはAirPodsシリーズ、MagicキーボードなどのMac向け周辺機器、iPhoneの周辺機器が含まれると予測しています。
クオ氏の報告が正しければ、Appleがゆっくりと全製品とアクセサリーのLightningポートを廃止しようとしているようです。Appleは2012年に初めてLightning規格を導入したとき、「今後10年間は」LightningがAppleの充電規格になると説明していました。
その10年が過ぎた今、Lightning規格はすでにやや「時代遅れ」な規格となりつつあります。Appleが長らくLightningポートに固執することには批判的な意見も目立っており、最近では自力で「iPhoneのLightningポートをUSB-Cに交換する」といった改造を行うユーザーも現れるほどでした。
「Bloomberg」は、Appleが欧州の規制当局から受けている圧力が、USB-Cへの切り替えを試みる理由の1つとして挙げています。
しかし理由はどうあれ、USB-Cへの切り替えが進めば、充電ケーブルが統一され、通信速度も向上します。この先10年に関わるであろう大変化なので、AirPodsやiPhoneの真の買いどきは「USB-Cポート」搭載後と考えてもよさそうです。
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AirPods、iPhoneに迫る「11年ぶりの激変」から予測する真の買い時