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Appleがインテル製チップから「M1」に切り替えたワケ



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Appleは、全てのMacを「Intelプロセッサ」から、独自開発した「Appleシリコン」に移行を進めています。

Appleが移行すると決めた理由を、Appleに詳しいYouTubeチャンネル「Apple Explained」が解説しています。



*Category:テクノロジー Technology|*Source:Apple Explained ,wikipedia

Appleが「他社製」よりも「オリジナル」を好む理由とは?




なぜ、Appleは今まで使用していた、Intelプロセッサの搭載をやめて、独自のAppleシリコンに移行するのでしょうか。そこには、いくつかの理由があります。

まず、最初に考えられることは、Appleが他社の言いなりになることを好まないということです。Appleは、可能な限り独立した立場を望んでいます。

だからこそ、Appleは多くの会社がMicrosoftの「Windows OS」を使用するという近代の流れに反して、オリジナルのMacintoshと一緒に「独自OS」を作り上げてきたのです。


また、初期のiPhoneのチップはSamsung製のものでした。しかしこのチップでは、iPhoneのハードウェアやOSに完全に最適化されていなかったため、処理能力やバッテリー駆動時間の面でデバイスのポテンシャルを引き出すことができていなかったのです。

Appleは、iPhoneのポテンシャルを最大限に発揮できるスマートフォンを作るために、社内にシリコン設計チームを設置し、iPhone専用の独自チップを開発することにしました。

そして2010年、Apple初の独自「A4チップ」を搭載した「iPhone 4」が発表され、Appleの努力は実を結んだのです。


さらにAppleは、iPhoneが独自チップに移行して受けた恩恵を、Macでも受けるべきだと考えました。

iPhoneやiPad、Apple Watchは定期的にアップデートされるのに対し、MacBookはリリーススケジュールが予測できない原因は、AppleがIntelの最新プロセッサのリリースを待たなければならないからでした。

しかも過去5年間、Intelは設定したリリース期限をほぼすべて守ることができませんでした。


これは、ユーザーを失望させるだけではなく、製品の発売を遅らせる必要があるAppleのようなコンピュータメーカーも失望させていました。そのため、AppleはIntelへの依存を解消する為に、独自チップを開発する必要があると考えたのです。

オリジナルサイトで読む : AppBank
Appleがインテル製チップから「M1」に切り替えたワケ