iPhoneには数多くの色が存在しています。しかし「iPhone 13 Pro」には「レッド」がありません。
この理由について、Appleに詳しいYouTubeチャンネル「Apple Explained」が解説しています。
*Category:テクノロジー Technology|*Source:Apple Explained,Apple
Appleは「世界最高水準のデザイン」をする会社として知られています。実際、Apple製品の色は評判が良いです。
顕著に表れているのが、iPhoneです。5sのゴールド、6sのローズゴールド、11のミッドナイトグリーンなどは大きな話題になりました。Appleのデザインする力は、スマートフォン業界にも大きな影響を与えています。
特に人気のある色は「プロダクトレッド」です。この色は、2006年の「iPod nano」の第2世代で登場しました。以降、iPhoneのいくつかのモデルに採用されています。
しかし、プロダクトレッドがProシリーズで使用されたことは一度もありません。理由はマーケティングによって色を使い分けているからです。
ガジェット業界には常に「エントリーモデル」「プレミアムモデル」の間に線が引かれています。つまり、それぞれのモデルが異なるタイプの顧客をターゲットにしているということです。
例えば、1,300ドル(約17万円)で販売されている「iMac」には、7色のカラーバリエーションがあります。一方、6,000ドル(約77万円)の「Mac Pro」には、シルバーの一色しかありません。
この2つの機種は、多くの面で異なる顧客層に向けて作られています。
両機種の外箱も対比的です。「iMac」は目に留まるように全ての面に写真が大きく印刷されています。一方、本体の価格に4倍以上の差がある「Mac Pro」は「iMac」に比べると、見劣りするようにも見えます
販売するターゲットによってここまでデザインが異なるのです。
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なぜ「iPhone 13 Pro」にレッドは存在しないのか?