AndroidからiPhoneへの移行をサポートするAndroidアプリ「Move to iOS(iOSに移行)」は2015年にリリースされ、これまでに約1億インストールされています。
これに対し先日、iPhoneからAndroidにデータ移行できるiOSアプリ「Switch to Android」をGoogleが開発していることが明らかにしました。
*Category:テクノロジー Technology|*Source:Appleinsiders ,9to5Google
6年前から、AndroidからiPhoneへの移行は「Move to iOS」の存在により、2つの端末をワイヤレスまたはUSBケーブルで接続するだけで、アプリ、連絡先、メッセージ、写真などをシームレスにコピーすることができました。
一方、iPhoneからAndroidへのデータコピーは、これまでGoogle Driveにデータをバックアップし、手動で復元する必要があり、やや複雑なプロセスとなっていました。
今回ようやくリリースされた「Switch to Android」は現在、非公開のアプリケーションとしてApp Storeにソフトローンチされている状態です。
App Storeの説明によると、「Switch to Android」は、写真、ビデオ、連絡先、カレンダーなどのデータを、対象のAndroid端末に転送するアプリです。この移行はすべてワイヤレスで行われ、ケーブルは必要ありません。
ただし、このアプリを発見した「9to5Google」によると、iOS側ではすべてが準備されているように見えるものの、Android側でのセットアップと復元プロセスはまだ準備できていないようです。
Googleが「Switch to Android」を公式リリースするのかはまだ不明ですが、Appleの「Move to iOS」アプリに対し、現時点でも6年以上と大きく遅れています。「Appleinsiders」は、AppleがこのアプリをApp Storeで拒否していた可能性も挙げつつ、なぜ今になって登場したのかは不明だと指摘しています。
オリジナルサイトで読む : AppBank
iPhoneに6年前からあった機能、やっとAndroidも対応するとの噂