アカデミー賞女性司会者の男性俳優へのボディチェックに批判の声。性別関係なく「完全にセクハラ」

日本時間3月28日に開かれた第94回アカデミー賞授賞式で、司会の1人だった女性コメディ俳優のレジーナ・ホールが「新型コロナウイルスの検査」と称して男性俳優をステージにあげる一幕があった。

この「ジョーク」に批判が寄せられている。

男性俳優に行きすぎたボディチェック

2022年の授賞式はレジーナを含め、エイミー・シューマーとワンダ・サイクスの3人の女性コメディ俳優が司会を務めた。映画業界や社会の問題に斬り込むなど数々のジョークで会場を盛り上げた。

ロサンゼルス・タイムズなど複数の海外メディアの報道によると、批判が寄せられたのは、レジーナが「新型コロナウイルスの検査」を引き合いに出したジョークだった。

レジーナは事前に実施したコロナの検査結果の一部が紛失したとして、特定の参加者を対象に緊急検査が必要だなどと呼びかけ、ブラッドリー・クーパーやティモシー・シャラメ、シム・リウ、タイラー・ペリーといった複数の男性俳優を次々とステージにあげた。

レジーナは検査の対象になる俳優は「ランダム」としていたが、結果的に壇上にあがった男性俳優の多くは独身だった。ウィル・スミスはステージに上がることを拒んだという。

レジーナはその後、プレゼンターとしてステージにあがった俳優に対し身体検査と称して入念なチェックを行った。俳優のジョシュ・ブローリンはレジーナに後ろから足の腿のあたりを触られていた。

性別関係なく…「完全にセクハラ」と批判の声

レジーナの行動は海外のみならず、日本でもネット上で多くの批判が寄せられた。

「レジーナのコロナジョークは完全にセクハラ」「性別関係なくああいうのはやめてほしい」など、冗談の範疇を超えているとして彼女の行為を非難する投稿も数多くあった。

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