2022年内に発表される見込みの「iPhone 14 Pro」のカメラについて、著名アナリストのミンチー・クオ氏が新たな見解を明らかにしています。
*Category:テクノロジー Technology|*Source:MacRumors ,9to5Mac ,@mingchikuo ,@aaple_lab ,Lenders By Ian
クオ氏は自身のTwitterで、マックス・ワインバック氏が最近共有した「iPhone 14 Pro」の設計図とされるリークに反応し、新たな見解を述べました。
14 Pro/Pro Maxのリアカメラがより大きく、より目立つようになった主な理由は、ワイドカメラを48MPにアップグレードしたことです(13 Pro/Pro Maxの12MPに対して)。48MP CISの対角線の長さは25-35%増加し、48MP(4800万画素)の7Pレンズの高さは5-10%増加することになります。
一般的にカメラは、解像度が上がればセンサーサイズも増加する傾向にあります。クオ氏は以前から、「iPhone 14 Pro」では48MPカメラが採用され、8K撮影に対応すると主張しており、今回は改めて強調した形です。
ワインバック氏の共有した設計図では「iPhone 14 Pro」のリアカメラは前モデルと比べ、幅は35.01mmから36.73mm、高さは36.24mmから38.21mmと、それぞれの寸法で約5%ずつ増加。さらに出っ張りも「3.60mmから4.17mmに増加」するという設定になっていました。
クオ氏はこれに加え、対角線の長さが最大35%に増加、出っ張りは最大10%増えると主張しています。
テック系メディア「MacRumors」は、「iPhone 14 Pro」への48MPカメラの搭載は、クオ氏以外にも台湾の調査会社「TrendForce」、海通国際証券のアナリスト、Jeff Pu氏が繰り返し言及しているものだと指摘。同メディアは他にも、「iPhone 14 Pro」ではノッチが廃止され、だ円形と円形の2つのパンチホールに置き換えられることを取り上げています。
著名リーカーのジョン・プロッサー氏は以前、端末の厚みが増すかわりに、カメラの飛び出しが無くなるとリークしていました。しかし、今回のリークでは端末の厚みの増加に加え、さらにカメラの飛び出しも増すことが示されています。
クオ氏は以前、「iPhone 14 Pro」のカメラ品質が「スマートフォンのカメラ撮影を新たなレベルに引き上げる」との見方を示しています。とはいえ、カメラの性能向上に比例して増加し続けている「カメラユニットのサイズと出っ張り」も、新モデルに対するユーザーの評価に影響してきそうです。
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「iPhone 14 Pro」は8K撮影に対応、カメラサイズは25〜35%増加と著名アナリスト予測