■開花予想のポイント ■
・西日本や東日本で続々と開花
・来週は満開ラッシュ、東京は28日(月)予想
・東北や北陸でつぼみは「緑」に
今年2022年の桜の開花は先週3月17日に福岡からスタートしました。各地で平年並〜早い開花となっています。
この後はどうなるのか、ウェザーニュースは2022年「第七回桜開花予想」を発表しました。
過去18年間に「さくらプロジェクト」参加者から寄せられた200万通以上の桜リポートおよび名所への独自取材と、気温などの気象予測をもとに開花日を予測しています。お近くの桜がいつ開花・満開時期を迎えるのか、ご参考ください。
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先週3月17日に福岡で桜が開花し、20日には東京でも開花を迎えました。
先週一週間は平年より高い気温で経過し、4月並みの暖かさとなった日もありました。この暖かさで、桜のつぼみは早いスピードで生長しています。
この先一週間は天気が周期的に変化しますが、気温は平年より高い予想です。このため、西日本や東日本では今週開花するところが多く、既に開花したところでは花が咲き進みそうです。
桜前線は3月中に北陸まで北上し、4月上旬からは東北でも咲き始めます。北海道には4月下旬に桜前線が上陸し、札幌では4月23日に開花する予想です。開花から一週間〜10日ほどで満開を迎えて、東京では3月28日、大阪では31日、名古屋では4月1日に満開となる予想です。
名所のソメイヨシノ開花予想日
・上野恩賜公園(東京都) 3月24日
・嵐山(京都府) 3月27日
・弘前公園(青森県) 4月20日
6,889本の桜(うちソメイヨシノ5,511本)のつぼみの状態を調べた「全国つぼみ調査」(※)の結果、つぼみの生長は、記録的な早さで開花した昨年よりはやや遅いペースながら、先週から大幅に進んだことがわかりました。
この一週間は高気圧と低気圧が交互に通過し、晴れた日は4月並みの暖かさとなりました。この暖かさでつぼみの生長が一気に進み、西日本や東日本では「花びらが見えた」や「花の軸が伸びきった」開花直前のつぼみの割合が大幅に増えて、開花の報告も届きました。
北陸や東北でも「先が緑に」や「半分以上が緑に」変化したつぼみの割合が増加し、開花に向けてつぼみの生長が進んでいることがわかりました。北海道では今回の調査でも「まだ小さく硬い」つぼみがほとんどでしたが、来週には変化が表れてきそうです。
この先一週間は天気が周期的に変化します。雨が降って寒くなる日はつぼみの生長が足踏みしますが、晴れて気温の上がる日には生長が加速します。北陸や北日本ではつぼみの生長が進み、西日本や東日本では、来週にかけて開花を迎えるつぼみが多くなりそうです。
(※)2022年3月18日(金)~20日(日)にウェザーニュースアプリ内で実施
>>参考:全エリアのつぼみ調査結果はこちら(3月21日発表)
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
【桜開花予想】来週は満開ラッシュに。西日本や東日本で続々と