人気歌手のザ・キッド・ラロイさんとジャスティン・ビーバーさんによるヒット曲『ステイ』と、 週刊少年マガジンの人気漫画『東京卍リベンジャーズ』(和久井健さん作)がコラボレーションしたスペシャルムービーが公開された。
『ステイ』の歌詞や疾走感あふれる曲調に合わせて、作中の名シーンを振り返るつくりとなっており、「涙腺崩壊しました」「元々存在してる歌なのに、歌詞がキャラの気持ちを表しているみたいですごい」などと反響を呼んでいる。
『ステイ』は、オーストラリアのザ・キッド・ラロイさんによる、ジャスティン・ビーバーさんとのコラボ曲。世界でのストリーミング数が20億回を突破し、日本ゴールドディスク大賞では「ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ストリーミング」賞を受賞した。離れてしまいそうな相手に向かって「ここにいて欲しい」と願う切実な想いを歌っている。
『東京卍リベンジャーズ』は、主人公の花垣武道が、ある日ニュースで中学時代に付き合っていた人生唯一の恋人が殺されたことを知り、とあるきっかけから12年前へタイムリープするというストーリー。2021年にテレビアニメ化し、続編の「聖夜決戦編」の製作が発表されている。
自身の作品にアニメ風イラストを使用するなど、日本のカルチャーが大好きなラロイさんと和久井さんの双方が、『ステイ』の歌詞や疾走感あふれる曲調と『東京卍リベンジャーズ』の世界観がマッチしていると感じたことから、コラボが実現した。
動画では『東京卍リベンジャーズ』の原作シーンを使いながら、主人公・花垣武道と、ストーリーのカギを握るキャラクター、東京卍會総長マイキーの絆などが描かれている。
またドラケン、エマ、松野千冬、場地圭介、佐野真一郎といった原作の名キャラクターたちも次々と登場。それぞれが持つ「ここにいてほしい」といった想いが表現されている。
ラロイさんは完成動画を見て「信じられない! 最高にかっこいい」と、自身の公式YouTubeチャンネルから公開することを希望したという。
和久井さんも「すごくかっこよかったです!タケミチとマイキーの物語がひとまとまりになっていて、自分の漫画の熱い部分カッコいい部分を上手く引き出していただいたと思います!」とコメントを寄せている。
ファンからは「映像は武道、歌詞はマイキーによく当てはまる」「アニメじゃなくて原作に色が付くのが嬉しすぎる」といったコメントが寄せられている。
和久井さんは『ステイ』について「自分の描く世界観にマッチしたカッコいい曲で、漫画の執筆中にもよく聞いてました!」と語り、 『ステイ』のオリジナルMVと、ジャケット写真にインスピレーションを受けたマイキーのイラストを描き下ろした。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
『東京卍リベンジャーズ』と人気洋楽『ステイ』のコラボが涙腺崩壊と話題。和久井さん描き下ろしのイラストも