「東京ミュウミュウ」などで知られる漫画家・征海美亜(いくみみあ)さんが3月7日、くも膜下出血で亡くなった。講談社のなかよし編集部が14日、発表した。
征海美亜さんは、漫画雑誌『なかよし』を中心に活動していた漫画家。
代表作は2002年にテレビアニメ化した『東京ミュウミュウ』。なかよし編集部は、「2022年7月には『東京ミュウミュウ にゅ~♡』と題したアニメの放映が開始されることになっていました」とつづっている。
発表全文は以下の通り。
漫画家 征海美亜先生が2022年3月7日にくも膜下出血で急逝されました。
先生のご冥福を心よりお祈りし、謹んでお知らせ申し上げます。
征海先生は講談社でデビューされ、「なかよし」にて『東京ミュウミュウ』や『スーパードール★リカちゃん』(原作/タカラ)等をご執筆下さいました。突然で早すぎるご逝去に、編集部一同、深い悲しみを禁じえません。
先生の代表作『東京ミュウミュウ』は、今夏より『東京ミュウミュウ にゅ~♡』と題したアニメの放映が開始されることになっていました。また、アニメ化を記念した『東京ミュウミュウ 新装版』全10巻の刊行を2月に発表したばかりでした。
先生は新装版のカバーイラストをすでに全巻分描き上げられていらっしゃいます。またそれぞれの巻に収録予定だった描き下ろし漫画もすべてではありませんがいただいております。
征海先生は2年前から日々愛を込めてアニメを監修され、新装版とともに皆様にお届けできることをとても楽しみにされていました。遺された私たちは、いただいた作品を大切に扱い、悲しみをこらえながら丁寧に制作を続けて、先生のご遺志を継がなければと考えております。
なお、告別式等は近親者の方々で執り行われたこともご報告申し上げます。
征海先生の作品は世界中で読まれてきました。これまで長きにわたって愛していただいてきた数多くの読者の皆様に深く感謝申し上げます。
講談社 なかよし編集部
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
『東京ミュウミュウ』作者・征海美亜さん、くも膜下出血で死去。夏には新アニメ放送の予定も