サンドウィッチマン伊達さん「どれだけ時間が経っても色々と思い出す1日」。3.11に伝えたこと【東日本大震災11年】

お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきおさんが2022年3月11日、ブログを更新し、震災から11年が経過する現在の自身の思いをつづった。

サンドウィッチマンは震災当時、宮城県気仙沼市での番組中のロケの最中に被災した。以降、毎年この日を気仙沼で迎えている。

伊達さんはブログの冒頭で「11年ですね、やはり3月11日はどれだけ時間が経っても色々と思い出す1日です」と書き出した。

現在の気仙沼市の状況について「もう、本当にこの場所が大津波によって甚大な被害をうけた所なのかどうかも分からない程の復興を遂げ、綺麗な街並みになっております。勿論、地域によっては現在もダンプカーが行き交う沿岸もあります」と言及。

「特に、福島県の沿岸はまだ時間がかかりますね。原発事故による処理水の問題もあるし、今も立ち入り禁止区域があるなんて…全国の方はどれだけ知っているんだろうか。。みんな頑張っていてもまだ時間がかかるんです。それだけ大きな事故、震災だと言う事。

毎年、改めて思いますが…震災後に全国の方々から支援して頂いた事に対し感謝を忘れずに、これからも東北沿岸の現在を発信して行きます。

コロナが落ち着いたら、是非とも東北旅行にいらして下さい」と思いを綴っている。

サンドウィッチマンの2人は、震災直後の2011年3月16日に東北魂義援金を設立。チャリティライブの活動などを通じて賛同者から寄せられた義援金を直接、岩手・宮城・福島の東北3県に届けてきた。

今回は宮城県気仙沼市に「トレーラートイレ」を寄贈。

被災当時について、「震災直後、避難所に行った時に困っていたのはトイレでした。水が流れないとか、悪臭がとか…当時、様々な話を避難所で聞きました。トレーラートイレは、個室が4つ。お尻洗浄機能付きの便器です。うち1室はバリアフリータイプです。きっと、非常時にお役に立てるはずです」と綴った。義援金には和田アキ子さんや中居正広さんらからも定期的に支援があるという。

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