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北京パラリンピックは3月4日、北京・国家体育場で開会式が開催された。

各代表団による入場行進で、ロシアのウクライナ侵攻で出場が危ぶまれたウクライナ選手団は4番目に登場。

拳を突き上げて入場する選手の姿も見られた。

ロシア軍の攻撃による影響で、ウクライナ選手団の北京到着は開幕直前の3日だった。

ウクライナ・パラリンピック委員会のワレリー・スシュケビッチ会長は記者会見で、「多くのメンバーが爆撃や爆発から逃れて、なんとか脱出してきました」と到着までの苦難を説明。

「このパラリンピックに来ることができたのは奇跡です。信じられない」と振り返った。

また、一時は大会への参加断念も考えたものの、「ウクライナの存在を国際舞台で示す必要性を強く感じた」とも説明し、「私たちは戦争反対という方向で団結できるのです」と呼びかけた。