「6年間SNS離れできたら20万円」12歳だった少年、母との約束を守り抜く

スマホを開けば世界中と繋がれる今の時代、SNSを使わないで過ごすこと自体が難しくなっている。

デジタルデトックスが大切だと頭では分かっていても、なかなか実践できないものだ。

12歳だったアメリカの少年シベール・クレフサースさんは、SNS離れに成功した。

それも6年間もだ。

KAREによると、クレフサースさんは、12歳だった2016年、母親からこんな提案を持ちかけられた。 

18歳になるまでSNS離れができたら、1800ドル(約20万7000円)をあげる。

「18フォー18チャレンジ」と名付けられた、母と子の約束。

クレフサースさんは忠実に守り、18歳の誕生日を迎えた2022年2月19日、約束のお小遣いを手にした。

FOX6の取材に「12歳の時、1800ドルは大金でした!何を買おうか大きなプランがありました」と振り返っている

クレフサースさんは、SNSを使わなかった分、勉強やスポーツに充てる時間ができたと考えており「全部ひっくるめて、やる価値があったと思う。またチャレンジしたいぐらい」とも話している

CNNによると、クレフサースさんにとって、SNSのない生活はそこまで困難ではなく、この6年間でSNSについてあまり考えなかったという。というのも、チャンレンジを始めた12歳の時、SNSを多用していなかったからだ。使っていたのはスナップチャットぐらいで、チャレンジに際してアプリを削除したという。

「約束を破ろうと思ったことは一度もない。チャレンジが進むにつれて、プライドの問題になった」とCNNの取材に振り返っている。

クレフサースさん母親は、ある家庭が「16歳になるまでSNS離れができたら1600ドル」というチャレンジに挑んでいるのをラジオで知り、影響を受けたとCNNに明かしている。

この条件に2年と200ドルを上乗せし、クレフサースさんに持ちかけたという。

6年間にも及ぶチャンレンジを成功させたクレフサースさん。SNS解禁となり、Instagramのアカウントを開設した。

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Rio Hamada