今日22日(火)も強い冬型の気圧配置で、日本海側を中心に雪が降り続いています。一部では発達した雪雲がかかり続けて積雪急増や視界不良のおそれがあるため、車の立ち往生や雪崩の発生、屋根からの落雪に警戒が必要です。
今日は活発な雪雲が、北海道の道央や北陸を通過しやすい状態です。道央にかかっている雪雲のラインは太平洋側までのびていて、室蘭など胆振地方でも雪が強まっています。豊浦町の大岸では9時までの1時間で7cm、3時間で19cmの雪が降り、積雪深は146cmで観測史上1位の値を更新中です。
北海道の石狩地方・胆振地方、富山県、石川県加賀には、朝から大雪警報が発表されています。また、10時19分には新潟県中越・上越にも大雪警報が発表されました。
周辺では短時間で積雪が増えることで、車の立ち往生や大規模な渋滞などが発生するおそれがあります。すでに電車の運転見合わせや運休、高速道路の通行止めなど交通障害が発生しているところもありますので、不要不急の外出は控えてください。止むを得ず車に乗る場合は十分に注意し、安全を第一に運転するようにしてください。
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北海道にかかっている活発な雪雲のラインは動きが遅く、しばらくは同じ場所で雪が降りやすいとみられます。札幌市周辺のものは山沿いが主体となりますが、市街地中心部でも急な雪の強まりに警戒が必要です。
北陸付近にのびるものはJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)と呼ばれるもので、ライン上には低気圧が発生しつつあります。夜にかけて強い雪や大雪に加え、雷や霰(あられ)などにも注意してください。
日本海側で雪の降りやすい状態は明日23日(水)にかけて続く見込みで、北陸の山沿いでは24日(木)朝までに新たに50cm以上の雪が積もるおそれがあります。引き続き、雪崩の発生や屋根など高所からの落雪に注意が必要です。
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北海道や北陸で大雪続く。車の立ち往生や雪崩に警戒を