歌手のリアーナは2月1日に、ボーイフレンドであるラッパー、エイサップ・ロッキーとの第一子を妊娠したことを明らかにした。
人気歌手であり、下着やアクセサリーのブランドを手がけるファッションアイコンでもあるリアーナは、マタニティファッションでもその個性を光らせている。
妊娠を報告したあと、自身のSNSではコートからお腹を出したスタイルの写真を複数投稿していたが、一部のネットユーザーからは「妊婦がお腹を出したファッションをして外出するのはあってはならない」などとし、批判する声があがっていた。
リアーナは現地メディアの取材に対し、マタニティファッションに対する自身の考えを語った。
リアーナは現地時間2月11日、自身のブランド「FENTY」のイベントをロサンゼルスで開催し、妊娠を報告してから初めてレッドカーペットに登場した。
エイサップ・ロッキーも同行し、リアーナはタイトなホルタートップとパンツというお腹の膨らみのわかるファッションで現れた。
現地メディア「Entertainment Tonight」から取材を受けたリアーナは、「妊娠期間は9〜10か月と長い。だから楽しむ必要がある」とコメント。自身のマタニティファッションについて、笑いながらこう話したという。
「できるだけ楽しもうと思ってる、ファッションは私の好きなことの一つだから。妊娠すること、母性とは何かという意味さえ覆そうとしているんです」
また「People」の取材に対しては、リアーナにとって、妊娠中にファッションを楽しむことは「挑戦」でもあると答えた。
「お腹を隠すことを気にしなくていいのが楽しいんです。ちょっと丸々としてきたかなと思っても『まあいいか』って。だって、赤ちゃんなんだから!」
妊娠中は「もう今日はこのソファで1日中横になって過ごしていたい」と思うこともあるが、「服を着て素敵に見えると気分もあがる。長い間そう聞いてきたけれど、本当だと実感しました。ソファから立って『私ってクールで最高』だって感じられる」と、マタニティファッションを楽しむ心境を明かしている。
リアーナは妊娠をお披露目した写真で、シャネルのピンクのジャケットから大きくなったお腹を覗かせ、そのお腹には、カラフルな宝石やパールのジュエリーをまとわせた。
2月13日に行われたスーパーボウルにもエイサップ・ロッキーとともに参加。青いジャケットとシースルーのトップスをあわせたファッションでも話題となった。
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お腹を出したマタニティファッションが物議を醸したリアーナ。「“母性”の意味さえ覆そうとしている」