PlayStation4、PlayStation5、Nintendo Switch、XBOX ONE、XBOX SERIES X/S、Steam、スマートフォン対応ソフト『遊戯王マスターデュエル』に登場する、役に立つ低レアの「カード除去」罠カードをご紹介します。
2022年1月19日(水)より配信を開始した、各種プラットフォームでプレイ可能なソフト『遊戯王マスターデュエル』。
本作ではデッキを組むためのカードを入手する際、パックから手に入れる以外にポイントでカードを生成することが可能となっています。
しかしそのポイントはレアリティごとに分けられているため、「UR」や「SR」のカードを作りたくてもなかなかポイントが足りない、なんてことも。一方で「N」や「R」のポイントは比較的余りがち。
そこで本記事では、「N」や「R」でも役立つカードの中から、「カード除去」系の罠カードに絞ってご紹介!
召喚・特殊召喚に反応するものから、いつでも使える通称「フリーチェーン」と呼ばれるカードまで、意外と役立つ低レア罠を紹介していきますよ!
※本記事でご紹介するのは、あくまでも「N」「R」の中で強いカードです。「SR」や「UR」と比べるとパワーが落ちるものも含まれます。
モンスター除去 | |
---|---|
イタチの大暴発 | 激流葬 |
強制脱出装置 | つり天井 |
ドラグマ・パニッシュメント | 破壊輪 |
魔法罠除去 | |
タイフーン | – |
モンスター魔法罠両方の除去 | |
バージェストマ・ディノミスクス | 鳳翼の爆風 |
爆導索 | – |
種別:通常罠
レアリティ:N
「ヤバい負けそう!」というときに使える除去カード。
発動に条件こそありますが、実はいつでも打てるフリーチェーンの罠カード。相手が展開しきった後に打てば、大きく計算を狂わすことができます。
また相手の魔法罠除去にチェーンして使うことで、相手の除去効果を不発にしつつ、モンスターの除去ができます。ただし「アクセスコード・トーカー」の場合は、除去効果を使われる前に処理すべし。
自分のライフポイントが、相手フィールドのどのモンスターの攻撃力よりも低い場合は、なんと全体除去になります。対象を取らないデッキ戻しなので、耐性に防がれることもかなり少なめです。
攻撃的に使うことは難しいカードですが(壊獣などを使えば不可能ではない)、いざというときに返しの一手として重宝するシーンがあるかもしれません。
種別:通常罠
レアリティ:R
言わずと知れた全体除去カード。原作『遊戯王』でも「バトルシティ編」の「城之内VS梶木」戦で梶木漁太が使っていましたよね。
こちらでの性能は、モンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚に反応してフィールドのモンスターを全て破壊するというもの。
自分の召喚時でもよく、能動的に全てのモンスターを除去することもできます。破壊されたときや墓地へ送られた時に効果を発揮する「クリッター」のようなモンスターと併用すると、損失をある程度抑えることもできます。
ただし注意点として、味方のカードも全て破壊されるため、相手ターンに使うと追撃される恐れがあることが挙げられます。使うタイミングが重要な、プレイング力が要求されるカードですね。
種別:通常罠
レアリティ:R
対象こそとるものの、相手モンスターを手札へ戻すという強力な除去カード。
一般的に手札に戻す行為は「バウンス」と呼ばれ、破壊よりも強力な除去として扱われます(墓地から特殊召喚するカードが多いため)。
なお、融合モンスター・シンクロモンスター・エクシーズモンスター・リンクモンスターは、このカードを使うことでエクストラデッキへ戻ります。手札以上に強力な除去となるので、積極的に狙っていきましょう。
また、このカードも使うタイミングを問わない「フリーチェーン」。相手の除去カードにチェーンすることで、それを不発にさせつつ効果を使えますよ。
ちなみに自分のカードにも使えるので、破壊されたくないモンスターなどの緊急回避にも使えたりします。
種別:通常罠
レアリティ:R
条件を満たせばいつでも使える「フリーチェーン」の除去罠。
フィールドのモンスターが4体以上必要ですが、自分と相手を合わせてカウントするので、意外と条件を満たすのは簡単だったりします。相手が展開しまくる合間で発動して、全滅させてしまいましょう。
なお、条件は表裏を問わずモンスターを数えますが、破壊するのは表側のモンスターのみとなります。
そのため、自身のモンスターを裏側でセットしておけば、被害から逃れることが可能。同時に、裏側表示が存在しないリンクモンスターには効果てき面。破壊耐性持ちには通用しませんが、展開の途中で使うべきカードなのであまり気にならないでしょう。
種別:通常罠
レアリティ:R
自身のエクストラデッキからモンスターを墓地へ送り、相手モンスターを除去する罠。対象の相手モンスターよりも攻撃力が高いモンスターを墓地へ送る必要がある点は注意です。
エクストラデッキを使うとは言え、消費がこのカード1枚で済むのは驚異的な性能と言えます。
そしてこのカードの真価は、エクストラデッキのモンスターとコンボできるところにあります。
墓地に送られた際にアドバンテージを取れるカードを併用し、相手のモンスターを除去しつつ追加効果を得るのが目的となります。具体的には「旧神ヌトス」で相手カードをさらに破壊したり、「シャドール」融合モンスターで墓地の「シャドール」魔法を回収したり、「鉄獣戦線(トライブリゲード)」リンクモンスターで各種効果を使ったり。
さまざまな用途が考えられるので、このためにエクストラデッキを設計するのも一手です。上記のカテゴリデッキで使うのはもちろん、通常はエクストラデッキを使わないようなデッキに忍ばせることで、エクストラデッキを無駄なく使うことができますよ。
種別:通常罠
レアリティ:R
こちらも原作『遊戯王』から有名なカード。海馬がよく使用していたのを、読者の皆さんも覚えているのではないでしょうか。
効果は、相手モンスターを破壊しつつ、効果ダメージを互いに受けるというもの。
相手のライフポイント以上のモンスターを指定できないため、このカードだけでゲームエンドに持っていくことはできませんが、それでも十分な火力。耐性のない高火力モンスターが出てきたらカモです。
また、このカードにバーンカード(効果ダメージを与えるカードの通称)をチェーンすることで、相手のライフポイントをそのまま削り切ってしまうことも可能。ワンキルデッキとして、このカードを主軸にデッキを組むのも面白いかも。
なお注意すべきポイントとして、相手ターンにしか使えないこと、ダメージを互いに受けるという2点があり、使い所を誤ると自分に引導を渡しかねません。
できればこのカードを使うときは、そのままライフを削り切るか、倒しきられないタイミングを狙って使いたいですね。
種別:通常罠
レアリティ:N
相手の表側表示の魔法罠カードを破壊できるカード。
それだけであれば、手札からすぐ使える「サイクロン」や同じ罠カードの「砂塵の大竜巻」などもあります。
が、このカードの強みは条件さえ満たせば相手ターンにも手札から使えること。
条件は、相手フィールドに2枚以上の魔法罠が存在し、自分フィールドに魔法罠カードが存在しないこと。相手に先攻を取られた場合であればほぼ確実にこの条件を満たすため、先攻制圧の妨害として利用可能です。
特にペンデュラム召喚をおこなうデッキでは確実に2枚の魔法を表側で揃えてくるため、このカードは効果的です。
弱点は、表側のカードしか破壊できないことと、先攻1ターン目以外では他の除去カードの下位互換になること、相手の魔法罠が2枚ないと手札から使えないところ。
低レアには珍しい相手の先攻を妨害できるカードなので、どうしても……という場合には選択肢になるかも。
種別:通常罠
レアリティ:R
表側表示のみですが、モンスター・魔法罠問わず除外できるカード。
対象をとるとはいえ、相手のカードを種類問わず除外できるのはかなり優秀。
さらにこのカードには、自身に墓地にあるとき、相手または自分の罠カードの発動にチェーンしてモンスターとして特殊召喚できるという効果までついています。
単なる除去カードだけでなく、他の罠とのコンボでモンスターとしても活用可能。シンクロ素材やエクシーズ素材、リンク素材としても役立ちます。特にエクシーズ素材は「フィールドを離れた」扱いにならないので再び墓地に行き、再度効果を狙えます。
なお他にも「バージェストマ」と名のつく罠カードがあり、それらも共通して墓地からモンスターとして特殊召喚される効果を持っています。
弱点として、手札を捨てる必要がある点と、対象耐性持ちには無力であるという点があります。
しかし、前者に関しては「ジェット・シンクロン」などの自力で蘇生できるモンスターや、「ネクロ・ガードナー」などの墓地で効果を発揮するカードを利用することで損失を軽減可能です。
他の「バージェストマ」罠も併用して、それらを捨てて展開に備えるのも選択肢ですね。
種別:通常罠
レアリティ:R
手札を捨てて、相手フィールドのカードをデッキの一番上に戻せるカード。
対象こそとるものの、カードの種類や表裏の表示形式すら問わないのは極めて優秀といえます。
また、デッキの一番上に戻すため、次の相手のドローを固定することが可能です。新しいカードを引くことができなくなるので、相手の展開や逆転の一手を鈍らせられますよ。
罠カードなので、このカードを対象に相手が除去カードを使った時がチャンス。除去を不発にしつつ、相手の厄介なカードをデッキの一番上に戻してしまいましょう。
種別:通常罠
レアリティ:R
ちょっと特殊な除去カード。
カード配置を参照し、同じ縦列全てにカードがある場合に、その全てのカードを破壊します。
相手が使用しているエクストラモンスターゾーン(お互いのプレイヤーの間にある2箇所のゾーン)を巻き込めば、2:3交換が成立しアドバンテージを得ることが可能。
効果の性質上、自分のモンスターを巻き添えにしてしまうため、損害を軽減することが重要になってきます。
例えばチェーンして逃げられる「ヴェルズ・サンダーバード」、破壊そのものを利点とする「ネフティスの鳳凰神」や「クリッター」など、活用できるカードは多め。そもそも破壊されない「魔王龍 ベエルゼ」なども有用ですね。
そして何よりこのカードの真骨頂は、相手に心理的重圧を強いる点。
一度このカードを使われた相手は、カードを縦一列に並べなくなります。結果、何のカードも使っていないのに、相手のカード配置をある程度操作することが可能になるわけです。
また、縦にモンスターと魔法罠が揃っている場合は、その魔法罠ゾーンのカードはいつでも発動できる魔法罠(「強制脱出装置」など)である可能性が高く、逆にモンスターがいないゾーンに置かれた魔法罠は発動条件がある罠(「激流葬」など)である可能性が高くなります。
配置からカードの方向性がわかるので、どのセットカードを優先して破壊すべきか、などの指標が見えてくるわけですね。
時にはそれすらもブラフとして利用する心理戦のスペシャリストも存在しますが、概ね相手を困惑させ、行動をある程度誘導することが可能になると言えるでしょう。
心理戦に持ち込むのが目的であれば、一度きりの発動で十分なので、1枚だけデッキに忍ばせるのもアリ。相手はありもしない2枚目の「爆導索」を恐れて、プレイを制限され続けるというわけです。
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