ジブリパーク、11月1日に開園へ。「ジブリ美術館の精神が活きている」全容を詳しく紹介します

ジブリ作品の世界観が表現される「ジブリパーク」が、2022年11月1日、愛知県・長久手市で開業することが発表されました。

場所は愛知万博(2005年)の跡地で、広大な敷地を誇る「愛・地球博記念公園」。現在建設中のエリアが初めて報道陣に公開されました。

多くのジブリファンが待ち望むパークの全容とは? いまわかっていることを紹介します。

「どんどこ森」「もののけの里」など…全部で5エリア

「ジブリパーク」は、全部で5つのエリアに分かれています。先に3エリアが公開され、「もののけの里」と「魔女の谷」はその1年後の開業を目指すとしています。

▼11月に開業予定

①青春の丘

②ジブリの大倉庫

③どんどこ森

▼オープンから概ね1年後に開業予定

④もののけの里

⑤魔女の谷

「地球屋」を再現する『青春の丘』エリア

青春の丘エリアでは、映画『耳をすませば』に登場するアンティークショップ「地球屋」や「ロータリー広場」が整備されます。

また、映画『猫の恩返し』に登場する「猫の事務所」の家具や小物などがミニチュアサイズで制作されるそうです。

▼建設中の写真

ラピュタの空飛ぶ巨大船も… 『ジブリの大倉庫』エリア

映画『天空の城ラピュタ』の空飛ぶ巨大な船、映画『借りぐらしのアリエッティ』に登場するアリエッティやその家族が暮らす家など、数多くの展示を盛り込むジブリの大倉庫エリア

倉庫らしさと懐かしさを感じる「和洋折衷の建築空間」をイメージしているそうです。

『となりのトトロ』世界観で遊べる部屋や、売店、喫茶、ジブリ作品の収蔵施設などが整備されます。

▼建設中の写真

トトロに入れる!?『どんどこ森』エリア

どんどこ森は、昭和の田園景観をイメージしたエリア。

愛・地球博でパビリオンとなったサツキとメイの家を中心に、『となりのトトロ』の世界観を身近に感じられ、子どもも楽しめるような遊具や散策路などを整備します。

注目の一つは、大きなトトロのかたちをした「どんどこ堂」。木製の遊具で、小学校低学年の児童5〜6人が中に入れるそうです。

「もののけの里」と「魔女の谷」

「もののけの里」と「魔女の谷」エリアは、オープンから概ね1年後に開業予定です。

「もののけの里」は、『もののけ姫』のエミシの村とタタラ場をもとにした和風の里山的風景をイメージ。体験学習ができる「タタラ場」などが建設される予定だそう。

「魔女の谷」は、映画『魔女の宅急便』と『ハウルの動く城』などの北ヨーロッパ風の空間を演出。「オキノ邸」や 「ハウルの城」などが再現されます。

鈴木敏夫さん「三鷹の森ジブリ美術館の精神が活きている」

愛知県は1月27日、ジブリパークに関するメディア向け発表会を開催。愛知県の大村秀章知事、スタジオジブリプロデューサーの鈴木敏夫さん、ジブリパークの宮崎吾朗監督が登壇しました。

会見のレポートによると、宮崎吾朗監督はジブリパークについて、「所謂テーマパークじゃない、基本的には公園であることを崩してはいけない、でも来たら楽しい場所にしたい」と構想を明かしていたそうです。

鈴木さんは「今日見たら、よかったんですよ、本当に」と太鼓判を押し、「ここには、三鷹の森ジブリ美術館の精神が活きている。百聞は一見に如かず。是非見てほしいです。」と手応えを語りました。


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