子どもが使い終わったランドセルをリメイクした、長財布やパスケースの写真が、Twitterで話題になっています。
投稿したのはToru_Nan(@Toru_Nan)さん。
ランドセルの皮でできた財布やパスケースの写真とともに、「ランドセルがリメイクされて戻ってきた。カッコイイ財布に、本人も『大人になっても使えるやつ😆✨』と喜んでいる。『絶対に紺がいい!』とこだわり、祖父母にお祝いとして買ってもらった思い出のランドセル。寄付も考えたけど、こういう形で残せたのは良かったな。なっちゃん、ありがとー💕」とつぶやいた。
ツイートは11日午後4時時点で2万8000回以上のリツイート、14万7000件の「いいね」を集め、「SDGsやな〜」、「ステキすぎる…!!」といった反応が集まっている。
ランドセルのリメイクをしている「アスカル カバン工房」に注文したといいます。
リメイクのきっかけについて、Toru_Nanさんは「あまり傷もなく綺麗な状態のランドセルだったので、最初は寄付を考えていました。友人が『リメイクして手元に残すことも出来る』と教えてくれたので、アスカルさんにお願いすることにしました」と話します。
ランドセルから出来上がったのは、長財布、パスケース、キーホルダー3点、コードホルダー、写真立て、ストラップ、ミニチュアランドセルの9点。
子どもは長財布を見て、ものすごく喜んでいたといいます。きちんとした自分のための財布を持つのが初めてなので、嬉しかったようです。
Toru_Nanさん自身もキーホルダーを貰い、「思い出のおすそ分けをしてもらったようで嬉しかったです」と話します。ランドセルを買ってくれた祖父母には、写真立てに写真を入れて送る予定といいます。
Twitterで反響が広がっていることについて、「他にもリメイクしたものをあげている方達はいたのに、なぜ自分のツイートが?と、戸惑いました。
私もそうでしたが、処分出来ないランドセルを持っている方達は多いと思います。
バズったことで、その方達に、寄付やリメイクの情報が届いたのなら、良かったと思っています」と話しています。
アスカルカバン工房も、「ご家族で思い出を共有し、これからの成長の思い出も詰め込んで頂ければ幸いでございます」と投稿。
ランドセルのリメイクを始めたきっかけについて、アスカルカバン工房は「中学校に入学した娘に『ミニチュアランドセルを作りたい』と言われました。
その時はランドセルを破棄した後だったため、その願いは叶わず、娘の残念そうな顔を忘れることができませんでした。
私にできる事を考え、パスケースと髪留めを工房にある革で作ってプレゼントしたところ、よく使っていて嬉しくなり、ランドセルから実用性の高い商品へ作り変えることはできないかと思い付いたことから始まりました」と説明。
「従来のランドセルリメイクでは、ミニランドセルというランドセルを小さくして思い出として保管することが一般的でありました。
弊社のサービスは、役目を終えたランドセルを、『6年間の思い出と共に、宝物に換える』というサステナブルな考え方により、今後も誰もが長く使うことのできる持続可能なアイテムへアップサイクルしています」と話しています。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
大人になっても使えるやつ。思い出のランドセル、シックな財布に大変身したから見てほしい
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