イギリスのサセックス警察は1月6日、盗まれてから8年間もの月日がたったコッカー・スパニエルが家族の元へ帰る映像を公開した。
イギリスのサセックス警察の発表によると、コッカー・スパニエルの「キャシー」は8年前の2013年、ある一家の庭から連れ去られた。
長年、行方はわかっていなかったが、事態が動いたのは2021年11月。一般市民からの情報提供を受け、警察やRSPCA(王立動物虐待防止協会)などが共同で捜索を実施。キャシーと、彼女の子供と思われる子犬が保護された。
サセックス警察はTwitterで再会の様子を公開。家族に撫でられると嬉しそうに尻尾を振り、家の中を元気いっぱいに駆け抜けている。
この一家は警察を通じ「これをきっかけに愛犬がいなくなったり盗まれたりした人たちに希望を持って欲しい」とコメントしている。子犬たちも新たな飼い主の元に引き取られたという。
今回のケースは8年前に起きたものだが、警察によると、イギリスではコロナ禍でペット需要が高まったのをきっかけに、繁殖や販売を目的とした盗難事件が増えているという。
RSPCAは発表の中で、盗難防止のため、マイクロチップの装着や店舗の前につないで放置しないなどの対策を呼びかけている。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
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