12月31日から元旦にかけて、首都圏の一部鉄道会社は、終夜運転を実施します。昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、各社が終夜運転を見送りましたが、2021年の年越しはJR東日本が9路線で終夜運転を行うなど、各社で対応が分かれています。
首都圏の鉄道各社の運行情報をまとめました。ぜひ、参考にしてください。(12月30日正午時点の情報です。感染状況などにより、変更となる可能性もあります)
JR東日本は、コロナ前の例年よりも路線と本数は少ないものの、9路線で終夜運転を実施します。
大晦日、終夜に利用できる線区は以下の通りです。
私鉄大手の東京メトロは、銀座線と丸ノ内線で、終夜運転と終電時間の繰り下げを実施します。
京王電鉄は、京王線の一部区間で終夜運転を実施すると発表しています。
井の頭線、相模原線、競馬場線、動物園線、京王線の北野~京王八王子では終夜運転はありません。
また、初日の出にあわせて、新宿発高尾山口行きの臨時座席指定列車「京王ライナー迎春号」を計4本運行するとしています。「京王ライナー迎春号」は、聖蹟桜ヶ丘や高尾山口などに停車します。
京成電鉄は、京成沿線にある成田山新勝寺や柴又帝釈天等への参詣客が見込まれるため、大晦日から元旦の朝にかけて一部区間で終夜運転を実施します。
さらに、成田山新勝寺への参詣列車として、スカイライナー車両 (AE形)にヘッドマークを施した「シティライナー(成田山開運号)」を上下各1本臨時運転します。座席指定制で、京成上野駅~京成成田駅間を結び運行されます。
東京都交通局によると、都営地下鉄では、一部路線で終夜運転と終電時刻の繰り下げなどを行います。
このほか、首都圏の東武鉄道、小田急電鉄、西武鉄道、京急電鉄、相模鉄道では、終夜運転は実施しません。注意するようにしましょう。
なお、小田急電鉄は江の島での初日の出観賞にあわせて、特急ロマンスカーや各駅停車の臨時運転を行うとしています。京急電鉄では元旦から1月10日まで、川崎大師への参詣・参拝客に向けて、大師線の列車を増発します。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
大晦日の電車、終夜運転するのは? 運転見送る鉄道会社も。首都圏の情報まとめ