故スティーブ・ジョブズのクリスマス・エピソードが、海外メディア「inc」から紹介されています。
*Category:テクノロジー Technology|*Source:Forbes ,inc ,Wikipedia
1998年、Appleの従業員だったレジス・マッケンナ氏は、孫たちへのプレゼントとしてAppleのiMacを5台買いました。ちなみに彼は、「Appleのマーケティングの元祖」といわれるほどの重要人物です。
中でも5歳の孫娘モリーは、iMacの箱を開けたときに「Life is good(人生は良いものだ)」と呟くほど気に入っていたそう。しかし残念ながら、モリーのiMacにはすぐに問題が発生しました。
数時間使っているうちに、ディスクドライブのドアが開かなくなってしまったのです。マッケンナ氏はiMacを購入した販売店に電話したものの「Apple社のポリシーにより、コンピューターの交換はできない」と言われ、交換には数週間かかると言われてしまいました。
当時のiMac
クリスマスプレゼントなのに、修理に数週間かかるのでは台無し。そこで、彼は直接スティーブ・ジョブズにAppleの新製品に対する返品・交換のポリシーについて尋ねるメールを送りました。
5分後、ジョブズから電話がかかってきて、販売店の名前を聞かれました。その5分後には販売店から電話があり、深く謝罪され、すぐにコンピューターを交換すると約束してくれたそうです。
「私はスティーブに、孫娘のクリスマスを幸せにしてくれたことへの感謝の気持ちをメールで伝えた」とマッケンナは振り返っています。なお、ジョブズからはすぐに「ホー、ホー、ホー」と返信が来たそうです。
別のクリスマス・エピソードとしては、1978年、ジョブズがイエス・キリストの格好をして会社のクリスマスパーティに出席したという話も。冷徹なイメージが先行しがちですが、スティーブ・ジョブズも意外とイベントごとが好きだったのかもしれません。
オリジナルサイトで読む : AppBank
スティーブ・ジョブズ伝説:Apple従業員が感動したクリスマスの出来事