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その時点で8人いたんだが、入れ替わりでエンジニアが一人退職した

社内にいたエンジニア連中がこぞってこの会社はやばい、と言っていたがその当時はまだそこまで深く考えていなかった

このころは辛うじて社員が辞めたら穴埋めしたり、抜ける社員の送別会したり会社の体裁を保っていたと言える

入社して暫くは足元に謎の契約書（顧客情報満載）が散乱していたし、応接スペースには社員全員の住所・年齢・電話番号・なぜか入社日も記載されていた

社員名簿は幾度となく更新されていて、過去3年くらいの社員名簿が最新版の下に画びょうで止まっていたんだけど、どうやら1年～3年で社員全員が入れ替わるサイクルのようだ

商品について、営業方法については誰も教えてくれないし先輩も存在しないから手探りだった

会社案内や商品カタログを作ったり、近所の会社にあいさつ回りをしたり、長年放置していた既存顧客を巡ったりして過ごした

社長の雑用係みたいなのをやらされていて、見切りも早く辞めていった
年内最終営業日のことだった

エンジニアが1人、営業が1人やめる

その状況でも「エンジニアは補充しない」との方針が示されたことで退職を決意、もう一名、長年会社を支えてきたチーフエンジニアが社長と方向性の違いが決定的になったとして7月末に辞めますと報告

ワイ、最後まで見届けたいと思ってたけど月末で辞めます宣言

今ここ

終わりやね

行歴だけ長い零細はマジで成長できてないってことだから
競合他社がいない零細はそもそも募集が少ないやろうけどな

数日後

社長「そういえば〇〇の件どうなった」
営業「エンジニアに確認したところ、うちではできないそうです」
社長「いや、前にやったことあるから大丈夫、受けよう」
営業「でも他の案件の納期もあるし無謀ですよ」
社長「それは優先順位を入れ替えればいいだけだから」

エンジニア「」
顧客a「納期までに連絡来ないけど」
営業「あと1カ月以上かかります」

顧客b「システムが動かなくなったんだけど」
営業「作業に入れるのは1カ月後です」

優先順位を入れ替えた結果な
そしてこの滅茶苦茶になった事態はエンジニアと営業に責任を取らされる

「病院に行く」→転職活動をするっていう意味で社内で業務時間に公然と転職の情報交換をしてた

「診断書出た」とか「別の病院も受診する」とか、
「次回院長先生が診察する」とか色々汎用性あったで