俳優の神田沙也加さんが12月18日に死去した。35歳だった。公式サイトが発表した。
神田さんは俳優の神田正輝さんと歌手の松田聖子さんの長女として知られる。2001年に15歳で芸能界デビューしてからは、歌手、俳優、声優として幅広く活躍。ディズニー映画「アナと雪の女王」日本語吹き替え版では、主人公のアナの声を演じて人気を博していた。
18日、札幌市内で上演されているミュージカル「マイ・フェア・レディ」に出演する予定だったが、直前になって体調不良を理由に出演中止が発表されていた。
発表は、所属事務所「ローブ」の代表取締役・蒲池光久さんの名義となっている。スポーツ報知によると、蒲池さんは松田聖子さんの兄で、神田さんから見て伯父に当たるという。
訃報では「18日午後9時40分、神田沙也加(享年35歳)が急逝いたしました」と書かれており、急死だったと明らかにした。
応援してきたファンや、お世話になっている関係者に「このようなご報告を差し上げることは大変残念でなりません」とした上で、「私共もまだ信じ難く、受け止めることができない状況でございます」と当惑を隠さなかった。
また、マスコミに対して遺族への取材や、憶測での記事掲載をしないように求めている。
神田沙也加に関するお知らせ
2021.12.19
これまで神田沙也加を支えてくださった皆様にご報告させていただきます。
2021年12月18日午後9時40分、神田沙也加(享年35歳)が急逝いたしました。
応援してくださったファンの皆様、お世話になった関係者の皆様にこのようなご報告を差し上げることは大変残念でなりません。私共もまだ信じ難く、受け止めることができない状況でございます。
詳しい状況は現在調査中ですが、マスコミの皆様におかれましては、ご親族への取材や、憶測での記事掲載などはご遠慮くださいますよう、切にお願い申し上げます。
株式会社 ローブ
代表取締役 蒲池 光久
自殺を少しでも考えてしまう人や、周りに悩んでいる方がいる人たちなどに向けて、以下のような相談窓口があります。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
神田沙也加さん急死。所属事務所も「まだ信じ難く、受け止めることができない」(発表全文)