M1 Max搭載「MacBook Pro」とインテルXeonを搭載したMac Proの、とある作業における比較が公開されています。
*Category:テクノロジー Technology|*Source:wccftech ,MacWorld
Appleの新「MacBook Pro」に搭載されたM1 ProとM1 Maxは、驚異的な性能とバッテリー駆動時間を誇り、インテル搭載の旧モデルから大きな進化を果たしました。
テック系メディア「MacWorld」によれば、ただでさえ高性能なM1 Maxが本領を発揮するのが「ProResビデオの書き出し」です。
ProResは、Appleが開発したビデオコーデックです。 画質と編集などの扱いやすさで人気が高く、柔軟性の高い「ProRes Raw」から、より一般的な「ProRes 422 HQ」まで、品質に応じた様々な種類があります。
ProResは最小限のデータ圧縮しか行わないことが特徴です。そのためデータ量は大きくなるものの、編集前の動画コーデックとしてはかなり優秀です。
Appleは、ProResコーデックでプロだけをターゲットにしているわけではありません。今年発売された「iPhone 13 Pro」も初めてProResでの撮影に対応し、幅広いユーザーにこのコーデックを普及させようとしています。
検証では、M1 Max搭載MacBook Proの対抗馬として「Mac Pro(2019)」が選ばれています。Mac Proは28コアのIntel Xeonプロセッサを搭載する、かなりパワフルなデスクトップPCです。
結果としては、M1 Maxが約3倍の速度でProResビデオの書き出しが可能なことが判明しました。
さらには、ProResの書き出しを高速化するAfterburnerカード(別売りで22万円)を搭載したMac Proとの比較でさえ、M1 Maxは約2倍の差を見せています。
最適化が優れているとも考えられますが、デスクトップPCであるMac Proと比較してのこの結果は驚異的。M1 Max搭載iMacなどの噂もありますが、電力的な制限がなくなったAppleシリコンがどれほど性能を出すのか、楽しみな半面恐ろしくすら感じられます。
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「M1 Max」対「インテルXeon」新旧Macで3倍の差がでる作業とは?