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こういうとき飲食店勤務って気楽に行けるから良いよね

気に入ってもらえたようでおいしいと言ってもらえた、あの時の笑顔はかわいかったな
この辺くらいから少し興味持ち始めたような気がする

俺「バイクでどっか行ったりするの？？」
彼女「んー、遠出とかはしたことないかな、してみたいんだけどね」
俺「それじゃさ。今度どっか行こうよ！運転はできないけどｗｗ」
彼女「えええｗｗすっと私運転？ｗｗ良いけどｗｗどこいくの？？」
俺「んー。。香川あたりでうどん食べたいｗｗまぁでも遠いから淡路島で」
彼女「良いよ！それじゃ６月入ってからの方が良いかなー」

どうせ社交辞令になるだろなーとか思いつつ。内心ﾜｸﾜｸしながら
その日は帰った。
んでも現実にさせたくて、その日からバイク乗せてくれｗｗｗ
って頼んで近場でだけど、ドライブしてたなぁ

天保山に海見に行ったり。南港までドライブしたり、関空まで行ったり
いつも夜で夜風がすごく気持ちよかった

でも、彼女は彼氏が居た、この時から知った。
俺も彼女が居た、もちろん相手も知っている。ただの遊び友達って言う認識で居るしかなかった

んで、さらに彼女は今のバイト先に来た経緯を教えてくれた。
今は資金集めでバイトしてる、夏ごろには東京で彼氏と二人暮らしして
やりたい仕事をするって言った。
ヘアメイクの仕事を。
それを聞いた俺はすこし残念だった後３カ月遅くても４カ月後には居なくなるって言うのが
でも、やりたい仕事があるのは良い事だ精一杯応援しようって思った
後数カ月楽しもうとも

彼女「うわ、最悪ｗｗｗｗｗまぁ私もさっき着いたとこだから良いけどｗｗｗ」
俺「すいませんorz　もう何とでも言ってください」
彼女「ｗｗｗｗ」
とまぁこんな感じで出発。
目指すは淡路島、天気は晴天で気持ちいい朝だった。

俺「風強くなってきたねー！！」
彼女「うん。大丈夫かなー！？」
俺「なんとかなるんじゃね？ｗｗ」
彼女「ｗｗｗｗｗ」
みたいな話しつつ、メットが飛びそうになりながらも、明石海峡大橋近くに来た

風がものすごくてフラフラしながら橋渡ってた。つか３０～４０キロしか出せなかったｗ
んで、橋の中頃まで来た時事件が起きる

俺のメットが飛んだ

ちょｗｗｗストップｗｗストップｗｗメット飛んだｗｗｗ
俺のメットがｗｗｗｗｗｗｗ」

彼女は　え？え？ええ？
って感じ
後ろ見たら車居なかったので走ってヘルメット取りに行くすぐ戻って。
なんとか渡り終える。
渡り終えたらまた二人して大笑いｗｗｗ
彼女「今までヘルメット飛んで高速の上を走って取りに行く人初めて見たｗｗｗ」
俺「俺もこんなん初めてだわｗｗｗｗある意味良い経験？ｗｗｗ」

ＳＡから見る景色は最高だった綺麗な青い海、その上をまたぐ橋に山がくっきり見えるくらいの晴れ模様
そこで食べた明石焼きとビワのアイスは忘れない。
そして写真も撮った

途中景色が良いとこで止まったりして、写真撮ったり。
ご飯食べたりして楽しい時間はドンドン過ぎて行った。
んで夕方頃になり、バイクでまた橋を渡るのは辛いって事で。フェリーで戻る事に
それからは特に何も無く。まぁ途中で道迷って兵庫県内ぐるぐるしてた。

夕飯食べてその日は解散また遊ぼうって約束して

適当なファミレス入って。写真見て。
俺「あー！この写真いつ撮ったんだよｗｗ」
とか
この時こうこうでこんなことあったよねーｗ
やっぱり話に花咲く。

どんどん惹かれてく自分。けど俺には彼女が居る。彼女にも彼氏が居る。
数か月したら、東京行く、思いを伝えれなくても。
俺と言う存在が彼女の記憶の片隅に少しでも居れたら良いかと思い始めた。

大阪に、俺と言う色々遊びに行った面白くて良い友達が居る　って言う事だけでも
彼女の記憶にあればと

６月は淡路島に行って、その月は色々相談されたりもした。東京へ行くために居る物
ってなにあるかなー？とか些細な事だったり。彼氏の事だったり。少し心が痛かった

そういえば時系列逆になるんだが、淡路島に行く前に友達の結婚式で使うＢＧＭを相談されたりもした
２次会で使う曲が全く決まらないー！って言われて。

どんなのが良いの？って聞くと皆が知ってるような洋楽！って言われた。
そこは俺の得意分野
洋楽好きな俺はＣＭで使われてる曲中心に３０曲くらいリストアップして教えてあげた
あと、映画で使われてる曲とか。
その時すごく喜んでくれて俺も嬉しかった。
んで、式場がリーガロイヤルホテルで、そこまで付いて行ったり色々話し聞いたりして
部外者なのに、なんか俺も首突っ込んでたｗ

それから時期は戻り７月
前々から行きたいって思ってた夏のイベント、サマーソニック
皆行った事あるんかな？
あれすっげえ面白いよ

ずっと行きたいって思ってて一緒に行く人も居なくて先送りにしてたんだけど
どうしても彼女と行きたかった。
でもアレって８月の頭なんだよね
東京行くのが８～９月だから無理だろうなと思いつつダメ元で誘ったんだ

俺「サマソニ一緒に行かない？」って
んじゃ、
彼女「行きたい！いつ？？」
俺「８月の頭なんだけど・・・大丈夫？」
彼女「実は東京行くの遅らせようと思ってる。１０月くらいに、だから大丈夫」

あっさり了承である

内心めちゃくちゃ嬉しかった。一緒に行けるって言うのもあるけど、一緒に居れる時間が
２か月くらい伸びた事にも物凄く嬉しかった

んで、８月。いよいよサマソニ当日である

俺の目当てはFACT ALL TIME LOW 矢沢栄吉　nickelback offspring
もちろん今回は寝坊なんてしてないぜ

途中、サマソニ行きのバスと並走して良いだろー？みたいな性格悪い事しながら
到着。
まだ会場入るまで時間あったから、トイレ済ましたり色々見て回った
なんか会場近くでドロリッチを無料で配ったりもしててそれをトイレに忘れてくる俺
笑われた。

FACTではモッシュで彼女が死にそうになり一時離脱休憩して
グッズ見て回ったりして、
オフスプ見て彼女もすごく喜んでくれたようだった
ジュース代だけで３０００円くらい飛んだりもした。

んでまぁ、帰りに家の近くまで送ってもらって解散。
彼女は彼氏の家行くんだとよ。疲れてたけどもっと居たかった。

今までの思い出に花咲かせながらドライブして、夕飯食べて。
家の近くまで彼女を送って、向こう行っても頑張れ的な事言った気がする。

んじゃ彼女泣いてた、俺も泣きそうになったけど堪えた。
今までありがとうと、楽しかったよと言い合って別れた。
内心これでよかったんだろかとか思いながら。
帰り道俺は泣いた

余談だが、１０月末に俺の誕生日で俺宛てに彼女から店に郵便が届いた。
もちろん今でもあるよ！

それからは全くお互い連絡取らず悶々とした日々を過ごしてた。
そして、11月の後半くらいに突然東京に居る彼女からメールがきた。
年末帰るから会おう。って
もちろん俺は有頂天で了承した約束した日が１２/２９　その日が待ち遠しかった

変わった事と言えば髪型くらいか短くなってた、全く気付かなくて怒られたけどｗ
特に何をするわけでもなく、ドライブして気づいたら京都の嵐山やら大阪城、難波、梅田
グルグルしてたｗ
喋ってたから苦では無かったかな。
ゲーセン行って遊んだりして、何も変わらない二人だったこの時までは

手を触るが反応なし

行けると何を確信して血迷ったか。
俺はキスした。
でも起きなかった。ホッとした

俺君疲れてない？仮眠とる？見とくけどー
と言われ、正直眠くてどっかで仮眠取って帰ろうと思ってたから好都合だと
思いそれに甘えることにした。
んで邪魔にならない所に車を置いて俺は少し仮眠とったんだけど
いかんせん、寝れない。
そうこうしてるうちに15分ほどたったころだろうか、
唇に何か柔らかい感触が

不思議そうに俺を見る彼女

俺「なにしてんの？」
彼女「ん？俺君もしたやん」

起きてたああああorz
この人も起きてたorz

気になりだしたのは、淡路島行った辺りからどんどん好きになって来てて
サマソニのときがピークだった事。
俺に彼女が居なかったら絶対選んでた事
俺も彼氏が居なかったら選んでました。

東京行くのを止められたら行かなかったとも言われた。
この時初めてお互いがお互いの気持ちを知った

それで俺は、速くて再来月遅くて4カ月後には東京行きます