ビリー・アイリッシュ、子ども時代に見たポルノの悪影響明かす「嫌なことに嫌と言わなかった」

「信じられないほど、打ちのめされました」

ビリー・アイリッシュが、子どもの頃から多くのポルノを見始めるようになり、それが自身の性体験や精神状態に与えた悪影響についてラジオ番組で語った。

ロイター通信によると、まもなく20歳になるビリー・アイリッシュは12月13日、シリウスXMラジオの番組「ハワード・スターン・ショー」に出演。11歳ごろから、性的な描写のあるポルノを見始めたと告白した。

アイリッシュは、ポルノを見ることで「男の仲間」のような気分になれると思ったと当時の心境を振り返る

「嫌なことに嫌と言わなかった」

インディペンデントによると、視聴したコンテンツの中には暴力的で虐待ともいえる描写もあり、アイリッシュはそれらが原因で(睡眠中に発作を起こす)夜驚症や金縛りを招いたと感じているという。

「ポルノで脳が本当に破壊されたと思うし、こんなにたくさんのポルノに触れてしまったことに信じられないくらい打ちのめされた気がしています」

暴力的なポルノが「惹かれるべきもの」を描いていると思うようになり、自身の性体験や性的同意の考えに対しても悪い影響を与えたと述べた

「当時は、暴力的なもの以外(のポルノ)は見ることができない、魅力的じゃない、と感じるところまでいってしまったんです」

「最初の数回のセックスで、私は嫌なことにも嫌と言いませんでした。なぜなら、自分が惹かれるのはそういうものだと思っていたから」 

アイリッシュは、ポルノをたくさん見ても大丈夫だと考えていたかつての自分自身に怒りを感じているという

性や女性の身体に関し、これまでも自らの考えを発信してきたアイリッシュ。9月には、テキサス州の中絶禁止法の施行をめぐって「私は本当にうんざりしてる。女性の権利のことになると男性は何も言わないことに吐き気がする」「女性の身体についての法律を男性が決めるべきじゃない」などと憤りをInstagramでつづった

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