香川照之さんが語った「喪失感」を感じても生きなきゃいけない時の乗り越え方。その“答え”に反響

俳優の香川照之さんが12月3日、自身が金曜日の司会を務める『THE TIME,』に出演した。オープニングで視聴者に語りかけた内容に、ネット上で反響が寄せられている。

香川さんが訴えたのは、「喪失感を感じた時に、どのように前向きに生きるか」という問いとそれに対する自身の答えだった。香川さんが語った言葉を振り返る。

「大きな喪失感に包まれ、悲嘆にくれた」

香川さんは冒頭「おはようございます。時刻は午前6時を回りました。『THE TIME,』の金曜日を担当致します、香川照之です」と名乗ると、番組開始から2ヶ月が経ち、自身10回目の放送を迎えたことを伝えた。

ここまでの日々について「様々なニュースに触れる機会が増えて、皆様と同じように、それに一喜一憂する毎日を送っていたのですが…」と振り返った。

だがその直後、「今週の私は大きな喪失感に包まれて、力が抜けて、悲嘆にくれておりました」と報告。

続けて、「皆様にもそういう時があるかと思います。それでも人生は続いていきます。生きていかなければなりません」と真剣な表情で噛み締めるように語った。

香川さんが視聴者に訴えた“アンサー”とは

その後、「そんな時、私たちを前に突き進めていくものとは何でしょうか」と視聴者に問いかけた香川さんは、次のように自身の考えを述べた。

当たり前のことですが、朝普通に起きられて、食べるご飯があって、仕事に行けて、周りの人に支えられて1日を普通に送ることができる。小さなことだと普段は思っているそんな感謝こそが改めて大切なんだと気付かされました。生かされている、この現実が人生なのだと思います。

ネット上では「朝から心に響きました」「素晴らしいことですね」などという感想が寄せられたほか、香川さんの言う「大きな喪失感」を、同じ歌舞伎役者で人間国宝の中村吉右衛門さんが亡くなられたことと受け止める人もいた。

中村吉右衛門さんは11月28日心不全のため77歳で亡くなった。歌舞伎の舞台のみならず、時代劇「鬼平犯科帳」の長谷川平蔵役でも長年にわたって広く親しまれていた。

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