4つ耳の子猫、家族に引き取られてインターネットの人気者になる

耳が4つあるユニークな外見の子猫が、インターネットで人気者になっている。

ミダスは生後4カ月の子猫。2つの耳の内側にそれぞれ一つずつ小さな耳がある、4つ耳の猫だ。

母は路上に暮らす猫で、ミダスは他の5匹の子猫と一緒にトルコ・アンカラにある一軒の家の裏庭で生まれた。

この家のオーナーの友人キャニス・ドセメチさんは、一目でミダスに心を奪われたという。

もともと野良猫を飼いたいと思っていたドセメチさんは、見た目が原因で引き取り手が現れないことを心配して、ミダスを家族に迎え入れることにした。

「猫を購入しようと考えたことはありません。外で暮らす猫を保護したかったので、この子を迎え入れました」とロイターに語っている。

ミダスという名前は、ギリシャ神話に出てくるミダス王に由来している。ミダス王はアポロン神を怒らせて、耳をロバの耳に変えられた。

王はロバの耳を恥じたが、猫にとって耳はプラスに働いているようだ。

ドセメチさんによると、ミダスの4つ耳を怖がった人もいたものの、ほとんどの人たちがミダスの可愛さのとりこになった。

また、ミダスの人気はトルコだけに止まらない。約5週間前に始めたミダスのInstagramには、現時点で9万5000人以上のフォロワーがいる。

とはいえ、ミダスは自分の世界的人気など知らず、毎日の生活を楽しんでいる。

「遊ぶのが大好きで、とても人懐っこい猫なんです」「お昼はずっと寝て、一晩中起きています」とドセメチさんはデイリーメールに語っている。

先住の2匹のゴールデンレトリバーたちとも、すっかり仲良しだ。

ミダスの耳は遺伝子変異によるものと考えられているが、獣医には健康に悪影響はないと診断された。

ミダスのキュートな写真を見て、猫を飼いたいと思った人もいるかもしれない。

ドセメチさんは、ミダスの人気が猫をペットショップでの購入ではなく、路上で暮らす猫を飼うきっかけになって欲しいと願っている。

ハフポストUS版の記事を翻訳しました。

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オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
4つ耳の子猫、家族に引き取られてインターネットの人気者になる

Hilary Hanson