アメリカで起きた飛行機の墜落事故で、親子が「iPadの信号」によって助かったことが報道されています。
*Category:テクノロジー technology|*Source:NBC NEWS ,CNN
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海外メディア『NBC NEWS』の報道によると、14日の午後8時30分頃、ペンシルバニア州警察に、小型飛行機が墜落した可能性があるとの通報が入りました。
米連邦航空局の発表によると、このセスナ機はウィルクス・バレー/スクラントン国際空港を離陸した後、すぐに南東で墜落したそうです。飛行機に乗っていたのは男性(58)とその娘(13)だけでした。
海外メディア『CNN』の報道によると、捜査当局は「飛行機が最後に確認された場所」を中心に、5時間に及ぶ捜索を開始しました。しかし、この捜索は成功しなかったそうです。
ルザーン郡の森の中で父と娘が発見された(画像出典:CNN)
機体の最後の位置を確認した後、救助隊と約30人の人々は、夕方で寒く、雪も降っていたため、広がりすぎないように注意しながら森の中で捜索を開始したが、捜索はうまくいかなかった。(CNN)
そこで、救助隊はパイロットを特定し、目的地で夫と娘を待っていた妻に連絡を取り、男性の携帯電話番号を聞き出したと警察署長であるセラフィン氏は説明しています。
すると「娘がAppleのiPadを持っていた」ということが判明。iPadの機能で、彼らの居場所を特定することができたそうです。
セラフィン氏:娘さんがiPadを持っていたことがわかりました。iPadの中にはPing信号を送ることができるものがあり、その座標がわかった時点で、彼らの居場所を特定することができたのです。(CNN)
同メディアによると、2人は発熱する前の状態で発見され、軽傷だったそうです。「2人はお互いに体を寄せ合って暖を取ろうとしていた」とセラフィン氏は述べています。同氏によると、このような森への墜落事故で、2人が無事に助かったのは「かなり奇跡的」だそうです。
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飛行機墜落、「iPadからの信号」が親子の命を救った