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全世界で累計利用者数5,500万人を超えたというメガヒットゲーム『モンスト(モンスターストライク)』を有するミクシィが、世界最強のNFT/ブロックチェーン開発企業Dapper Labsとタッグを組んだ業務提携に向けた合意を結んだと発表しています。
*Category:テクノロジー technology|*この記事はテクノロジーの動向を紹介するものであり、金融商品の勧誘や投資の助言等ではありません。
ミクシィのプレスリリースで発表された「合意内容」は下記の通り。
当社がブロックチェーン「Flow」を活用した新規事業の企画、開発を行い、Dapper Labs社は当社にブロックチェーン技術や運営ノウハウ、開発支援等を行います。日本国内でのサービス提供を目指します。
また、当社が提供する既存サービスや企画、開発中のサービス等へNFTの活用を検討するにあたり、Dapper Labs社は知見の共有、技術支援等を行います。
NFTとは「改ざんが極めて難しい台帳(ブロックチェーン)にデータの所有権を記録する」仕組みです。
▽ NBA TopShot
海外ではバスケットボール試合の名シーンをコレクションできる「NBA Top Shot」にファンが殺到したり、デジタルアーティスト“ビープル”の作品に75億円の値がつくなどして話題となっています。
Dappaer Labsは先に紹介した「NBA TopShot」の開発を手掛けるほか、初期のNFTブームをつくった「クリプトキティ」を開発するなど、業界をリードする実績を持つスタートアップ企業です。
提携先にはNBAの他にも、UFCやSAMSUNG、UBISOFTなどが名を連ねています。
Dappaer Labsの提携先
FLOWトークンはNFTを開発するためにブロックチェーンでCryptoKitties、Dapper Wallet、NBA Top Shotなどで使用されています。
記事作成時点における暗号資産の時価総額ランキングは44位で、価格は約1,530円です。
デジタル世界のコレクションアイテムであるNFTがNBAなどのスポーツと相性が良かったことは実証済みですが、ゲームとの相性も同じく良い可能性が高いので今後順調に開発が進めばFLOWトークンの成長する余地は大きいと言えそうです。また、Dapper LabsのRoham GharegozlouCEOが「ミクシィがが壮大なNFT戦略を持っている」と述べていることからも、今後の展開に期待が膨らみます。
なお、記事作成時点においてはFLOWトークンを購入できる取引所は日本国内には存在しませんが、海外ではバイナンスなどで盛んに取引が行われています。
オリジナルサイトで読む : AppBank
モンストのミクシィが提携した「最強ブロックチェーン企業」Dapper Labsが手掛ける暗号資産Flowトークンとは?