TBSの安住紳一郎アナウンサーが10月3日、自身がパーソナリティを務めるTBSラジオの『安住紳一郎の日曜天国』に出演。
番組冒頭で1日に放送がスタートしたTBSテレビの新番組『THE TIME,』(月〜金・午前5時20分から8時)への本音を漏らし、ネット上で話題となっている。どんなトークが繰り広げられたのか。
番組のオープニングでは、10月入って生活面で変わることに触れトークを展開。郵便の速達料金の変更などについて取り上げた。
安住アナがその後「みなさんは10月から何か生活が変わりましたでしょうか。私はですね、レギュラー番組が大きく変わりまして」と自ら切り出し、朝の情報番組『THE TIME,』の司会となったことを報告。
アシスタントを務める中澤有美子アナから「おめでとうございます」と祝福されると、「いえ、全く、おめでとうございますという挨拶は…」と歯切れが悪くなった。
中澤アナから「ふさわしくなかったですか?」と問われると、安住アナは「はい…」と答えた。
安住アナは続けて、「みなさんは『おめでとうございます』と言ってくれるんですが、私は決して、希望して(朝番組に)いたわけではございませんので…むしろ泣く泣く…」と本音を吐露し、次のように話した。
「あまり理由を知らない人が『念願の!(朝の帯番組司会)』なんて言うから、いちいち、『念願じゃねぇよ。こっちは泣く泣く、“いろんな事情”を汲み取って行ってんだよなんて思って…。ほんとですよ?微妙に微妙にニュアンスをごまかして言ってきたのにさー。みんなが間違ったニュアンスをその取り違えるからさー、(この際)はっきり言っておこうと思って。私、朝の帯に希望していったわけじゃないんですからね?泣く泣くですよ?最後の最後まで抵抗したんですから!」
新番組『THE TIME,』の司会は本人の希望ではなく、また最後まで「抵抗」しつつも、最終的には様々な事情を飲み込んだ形だったことを改めて伝えた。
また、安住アナは「私いまだ局に所属しているアナウンサーですからね、局のアナウンサーなんで、(番組への出演に対して)契約書を交わすとかはないんですよ。すべて“口約束”ですからね。会社の命令は絶対なんで、引き受けなくちゃ、聞かなくちゃいけないんですけど…でも同じ従業員としては(今後も)交渉の余地はありますよね」と語り、今回の新番組への起用は自身が会社の組織の一員であることが原因としていた。
最後は「色々な事情が重なって。早速心折れたもんね…」と振り返り、初日放送の舞台裏についてのトークへと移っていった。
Twitterが「ぶっちゃけがキレキレで腹抱えて笑ってる」「安住アナが愚痴ってガス抜きできる日曜天国が残っていて本当に良かったと思った」「今日のオープニングも最高」などと、地上波のテレビ番組ではあまり出すことのないラジオならではの“安住節”に多くの反響が寄せられていた。
安住アナは『THE TIME,』初回の放送で前日最終回だった『あさチャン!』で司会を務めた夏目三久さんの最後の挨拶の時間が短くなってしまったことなどを謝罪し、話題を集めていた。
Source: ハフィントンポスト
安住紳一郎アナ、新番組への“本音”をラジオで明かす。「念願じゃない。会社の命令は絶対だから」と漏らす