突然ですが質問です。
東京パラリンピックのメダルに、どんな違いがあるか知っていますか?
選手に授与されるメダルは金、銀、銅の3種類です。
「色や素材の違い」を思い浮かべた人も多いかもしれません。
また、メダルの種類によって「重さの違い」もあります。金が約526グラム、銀が約520グラム、銅が約430グラムです。
実は、パラアスリートが金銀銅どのメダルか分かるよう、「もう一つの違い」が施されています。
ヒントは触覚。正解は….
でした。
メダルの側面には円形のくぼみが施されています。くぼみの数は金が1つ、銀が2つ、銅が3つと、触るとどのメダルかすぐに分かるようにつくられています。
パラリンピックには、目に障害のあるアスリートが数多く出場しています。
受け取った選手が、視覚や色に頼らない方法でどのメダルか分かるようになっています。
メダルを首や手にかける用のリボン紐にも、似たようなデザインが施されています。
Tokyo2020の公式サイトでは、リボンについて「視覚に障がいのある方が、手で触れることで順位がわかるように、裏側にシリコンプリントで金メダルには1つ、銀メダルには2つ、銅メダルには3つの凸の加工を施しています」と説明されています。
またおもて面には、点字で「Tokyo 2020」と書かれています。
前回リオパラリンピックのメダルは、上にあげた3つとはまた「別の違い」がありました。
それは音です。
リオパラリンピックのメダルは、内部に金属製の球が入っている為振ると音が鳴。音の大きさで金、銀、銅メダルを区別できるそうです😍 #メダル#パラリンピック#Rio2016pic.twitter.com/oDLQ20hf7B
— オリンピック (@gorin) September 14, 2016
メダルの内部に金属製の球が入っており、振ると音が鳴りました。その音の大きさで、金、銀、銅のメダルの種類が分かるようにつくられていました。
Source: ハフィントンポスト
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