最近Twitterに流れてくる「パナソニック補聴器」の聴覚チェック結果の呟き。同年代でも、「50代並だった」なんてコメントがついていたりして、聴覚の衰えは年齢よりも早いのかも…、なんて感じています。
音が聞こえにくくなったら補聴器や聴覚強化デバイスに頼ることになると思うんですが、どんなのを買えばいいのでしょう? 実は、私たちに馴染みのJabraから耳寄りな製品がでるらしいんです。
Jabraってワイヤレスイヤホンで有名ですが、実は補聴器や聴覚強化の分野でも知られているんですって。そして、今度発売の「Jabra Enhance Plus」は、ワイヤレスイヤホンと補聴器の中間に位置するものなんだそうですよ。
「Jabra Enhance Plus」は「Jabra Elite 75t」の約半分のサイズで、「軽度から中等度の難聴で、かつ従来の終日装着する補聴器を必要とするほどでもない人のためのオールインワン・ヒアラブル」なんだとか。
「Enhance Plus」は、完全ワイヤレスイヤホンのような形をしていて、ぱっと見、聴覚拡張器のようには見えませんが、なんだか聞こえづらいな、と感じてしまう会話や映画鑑賞、テレビ視聴といったシーンで活躍してくれるそう。
イヤホンと補聴器の中間に当たるもの、ということで、スマホからストリーミングした音楽を楽しむことだって可能ですし、電話を受けることだってできちゃいます。付属のイヤーチップは3サイズ。防水、防塵でバッテリーは10時間、充電ケースに入れたらトータルで30時間使えるそうです。
モバイルアプリと連携して、環境に応じたモードを選択することが可能で、環境音が騒がしい場所で話し声をクリアにしてくれるデジタルノイズリダクション機能も搭載しているとのこと。
2021年末ローンチ予定で、色はダークグレイとゴールドベージュの2色展開。誰でも気軽にポチれるわけではなく、「認可を受けたヒアリングケア専門家」を通して、ユーザーのニーズに「Enhance Plus」が最適かどうか「医療聴覚テスト」を受けてちゃんと評価されてでないと購入できないそうです。
お値段は未発表なのでまだわかりませんが、BoseのSoundControlは850ドル(約9万3000円)なので、だいたい10万円前後になると考えて妥当なのかも?