東京パラリンピック、シンボルマークの意味知ってた?その名も「スリー・アギトス」【豆知識】

8月24日にいよいよ開幕する、東京パラリンピック。開会式翌日の25日から様々な競技でパラアスリートたちが熱い戦いを繰り広げる。

ところで、パラリンピックのシンボルの存在をご存知だろうか。オリンピックと同様に「シンボルマーク」がある。

大会を象徴するシンボルに込められた意味を知ると、これから始まるアスリートたちの戦いに、より共感できるかもしれない。

そもそも、パラリンピックとは…?

開催に向けて、パラリンピックの基本的なところからおさらいしておこう。

パラリンピックは、障がいのあるトップアスリートが出場する世界最高峰の国際競技大会だ。オリンピックと同様に夏季と冬季に大会があり、国際パラリンピック委員会(IPC)は、大会を通じて共生社会の実現を促進することを目指している。

夏と冬それぞれ、オリンピックの開催年に、原則としてオリンピックと同じ都市・同じ会場で行われる。

今大会の開催地となった日本のパラリンピック委員会は、パラリンピックの開催意義について、このようにまとめている。

様々な障がいのあるアスリートたちが創意工夫を凝らして限界に挑むパラリンピックは、多様性を認め、誰もが個性や能力を発揮し活躍できる公正な機会が与えられている場です。すなわち、共生社会を具現化するための重要なヒントが詰まっている大会です。また、社会の中にあるバリアを減らしていくことの必要性や、発想の転換が必要であることにも気づかせてくれます。

シンボル「スリー・アギトス」 に込められた意味

オリンピックのシンボルといえば、おなじみ「五輪マーク」として広く知られているもの。このシンボルは5つの大陸の結合が表現されていて、大会に全世界から競技者が集まることを象徴している

一方、パラリンピックのシンボルマークは「スリーアギトス」と呼ばれている。

日本パラリンピック委員会(JPC)によると、この「アギト」とはラテン語で「私は動く」という意味で、「困難なことがあってもあきらめずに、限界に挑戦し続けるパラリンピアンを表現」しているという。

ちなみに、シンボルマークに使われている赤・青・緑の3つの色は、「世界の国旗で最も多く使用されている色」という理由があるという。

パラリンピックの閉会式の9月5日。大会期間中は、22の競技・計539種目が行われる。

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Source: ハフィントンポスト
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