スタジオジブリ作品「猫の恩返し」(2002年)が、日テレ系「金曜ロードショー」で8月20日午後9時から放送されます。
「猫になっても、いいんじゃない?」
ごく普通の女子高校生が、猫の国に連れて行かれ大冒険を繰り広げます。
登場するキャラクターたちのコミカルなやり取りも作品の見どころです。
主人公ハル、「耳をすませば」にも登場し人気を集めるバロン、ハルに「恩返しがしたい」と猫の国からやってきた猫王…。
個性あふれるキャラクターたちの声優を務めたのは誰?その豪華な顔ぶれを一挙紹介します。
主人公のハル役は、池脇千鶴さんが声を担当しました。
池脇さんは映画やドラマなど幅広く活躍。出演作「そこのみにて光輝く」では第38回日本アカデミー賞(2015年)の優秀主演女優賞に選ばれるなど、数々の受賞歴があります。
スタジオジブリ作品「耳をすませば」にも登場し、根強い人気を誇る猫の人形「バロン」。袴田吉彦さんが吹き替えを務めています。
袴田さんはディズニー映画「ダイナソー」(2000年)でも主人公アラダー役の声優をしています。
白い毛並みとピンクのリボンが特徴の猫ユキの声は、前田亜季さんが担当しました。
前田さんは映画「バトル・ロワイヤル」(2000年)、「リンダリンダリンダ」(2005年)など多数の出演作があり、舞台でも活躍しています。
トラックにひかれそうになったところを、ハルに助けられる黒猫ルーンを演じるのは山田孝之さん。
山田さんは映画監督としての活躍も注目を集めています。
ハルの友人ひろみ役は、佐藤仁美さんが演じました。
佐藤さんはNHKの連続テレビ小説「おひさま」「とと姉ちゃん」「ひよっこ」などに出演。飼い猫の写真をInstagramにたびたび投稿し、愛猫家としても知られています。
猫王の側近ナトルは、濱田マリさんが声を務めました。映画やドラマのほか、バラエティー番組など幅広く活躍しています。
ハルを「猫の事務所」に案内する白い猫ムタ役は、渡辺哲さん。
ジブリ作品ではムタのほか、「もののけ姫」の山犬の声も担当しました。
ハルの母の声は、岡江久美子さんが吹き替えをしました。
2014年までTBS系で放送されていた朝の情報番組「はなまるマーケット」で、薬丸裕英さんとコンビで司会を務めていた岡江さん。
2020年4月、新型コロナウイルス感染症による肺炎で、63歳で亡くなりました。
息子を救ってくれた恩返しがしたいと、猫の国からハルのもとを訪れた猫王は、丹波哲郎さんが演じました。
悪役として、主役を圧倒するほどの存在感と名演技で知られる丹波さん。2006年に84歳で亡くなりました。
「猫の恩返し」の主題歌「風になる」は、つじあやのさんが作詞・作曲し、歌も担当しています。
金曜ロードショーでのスタジオジブリ作品の放送は3週連続。8月27日午後9時からは「風立ちぬ」が放送されます。
Source: ハフィントンポスト
猫の恩返し、声優陣は誰?ハルやバロン、猫王はこの人。豪華な顔ぶれを一挙紹介【画像集】