東京オリンピックのフェンシング男子エペ団体で日本初の金メダルを獲得した見延和靖選手が8月15日、「中居正広のスポーツ!号外スクープ狙います!!東京オリンピックSP」(テレビ朝日系)に出演した。
番組内で訴えた事について、多くの人から反響が寄せられている。何があったのか。
今大会、男子エペ団体の主将としてチームを牽引した見延選手。見事獲得した悲願の金メダルだったが、獲得直後にハプニングに見舞われていた。
表彰式の後に帰宅し、“挨拶回り”をするためにチーム全員で練習場を訪れたという見延選手。その後、金メダル獲得の報告会の会場に着いた際に紛失に気がついたという。
見延選手はコーチらにメダルを探してもらうよう依頼し、自身は報告会に出席。
「(乗車した)タクシーにも電話をしたんですけど、(金メダルが)ないんですよ」とその時の状況を回顧。そんな折に、報告会では記者から「金メダルを獲得した感想は?」と問われ、回答に困ったというエピソードを語った。
その後、金メダルが無事に乗車していたタクシーの車内で発見されたと明かしていた。
タクシーの車内で発見された金メダルについて、見延選手は「別のお客さんが見つけて届けてくれたみたいで」と見つかるまでの経緯を報告。
番組MCの中居正広さんから「誰が拾ってくれたかわからないの?」と問われると、見延選手は「どこのどなたか本当にわからなくて、直接お礼を言いたい」と届けてくれた人に願い出るようにと訴えていた。
同番組にはフェンシング協会会長でタレントの武井壮さんも出演していたが、「拾ってくれた人がもし願い出てくれたら、協会から何か記念品をお礼としてプレゼントしたい」と話していた。
Twitterでは「金メダル見つかってよかった」「感動した。いい人がいるものですね。ぜひ願い出てほしい」「良い行いは自分に返ってくる。フェンシング協会の対応も気になる」などと反響が寄せられていた。
Source: ハフィントンポスト
フェンシング男子・見延和靖選手、金メダル紛失も無事発見→「直接お礼を言いたい」と届出人に訴える