「スイスの生物学者」の暴露を中国メディアが続々と報道 ⇒ スイス大使館が存在否定「実在するなら是非お会いしたいです!」 8/13(金) 11:55配信 ハフポスト日本版 新型コロナウイルスの発生源をめぐり、2021年2月まで実施されたWHO(世界保健機関)専門家チームの調査結果を支持したことから「アメリカに脅迫された」などとスイスの生物学者が打ち明ける文章が、中国メディアなどに次々と登場した。 この学者は起源論争が「政治化されている」と中国側の主張に沿った内容を展開している。一方でスイスの駐中国大使館はこの学者は存在せず、「実在するなら是非お会いしたいです!」とユーモアを交えて抗議している。 スイス大使館「存在しない」 問題となっているのは、スイス・ベルンの生物学者「ウィルソン・エドワーズ」氏。7月下旬ごろから中国メディアなどに登場し始めたとみられる。 それらの文章によると、エドワーズ氏はSNSで新型コロナの起源調査に巡る内情を「暴露」。中国湖北省・武漢市にあるウイルス研究所から漏れ出た可能性は「極めて低い」などとするWHO調査結果を支持した人たちが、「アメリカやあるメディアからの圧力や脅迫に遭った」などとする。 さらに、新型コロナの起源をめぐる論争が「政治化」され、「科学的で独立した判断」ができなくなる可能性を危惧する。 そして、アメリカが圧力をかける目的は「アメリカとその盟友の専門家を第2弾調査のリストに組み入れることにある」と指摘した。 こうした主張は中国政府の従来の見解と合致するものだ。中国政府はこれまで、研究所漏洩説を「でっち上げ」と批判した上で、アメリカについては「自身の防疫対策が及ばなかったのを、他国になすりつける政治化を行なっている」などとしている。 ただ問題は、この学者の存在自体が否定されてしまったことだ。 スイスの駐中国大使館は8月10日、Twiiterや中国のSNS・ウェイボーで、「ウィルソン・エドワーズ」というスイス国民は「存在しない」とする声明を発表した。 声明の全訳は以下の通りだ。 『ここ数日の間、多くのメディアがいわゆるスイスの生物学者に関するニュースを掲載しています。我々の国への注目に感謝いたします。しかしスイス駐中国大使館としては誠に残念ながら、これは誤ったニュースだと指摘せざるを得ません。 1.スイスには「ウィルソン・エドワーズ」という名前の国民は一人として登記されていません。 2.生物学の世界に、この名前が署名された学術文章は存在しません。 3.この文章が投稿されたフェイスブックアカウントは7月24日に開設されたばかりで、今に至るまで投稿は1件のみ、「友達」も3人だけです。ソーシャルネットワーキングのために開設されたものではないとみられます。 メディアやネットユーザーの皆様は気づかずに記事を拡散してしまったかもしれません。即刻削除のうえ、訂正を掲載していただけますようお願いいたします』 さらにTwitterでは声明に加え、英語で「もし実在するなら是非お会いしたいです!」と皮肉を添えた。 この対応に中国のSNSには戸惑いの声も上がる。ウェイボーのスイス大使館の投稿には「こんなことで国際的な名声を得ないでくれ」「前にも似たようなことがあったような気がする」などのコメントが寄せられている。 WHOのテドロス事務局長は7月、武漢で2度目の調査を実施することを提案した。中国側は難色を示している。 学びがある! 432 分かりやすい! 1,310 新しい視点! 396 https://news.yahoo.co.jp/articles/aa1de7ae7280916f75a59638f79f4a1e1613beb1 中国は国際的な信用を失った ・これは痛々しい話です。中国は、すぐにバレる嘘を使って相手を陥れようとします ・ソースはフェイスブックだったんですね ・中国のニュースはフェイクが多い事を、自分で証明してしまいました ・永世中立国のスイスの名を借りて、ウソを流すのは姑息です ・恥ずかしいと思います
Source: News U.S.
中国政府が架空のスイス人学者をでっちあげてコロナの嘘を世界中に広めるw