夏のお盆休み、自宅で映画やテレビを観ながら過ごす方も多いのではないでしょうか。
作品が多すぎて何を観ればいいの?と迷った時のために、国内外で話題のドラマや映画など、Amazonプライム・ビデオで観られるおすすめ作品を、厳選して紹介します。
ニューヨーク・タイムズで長年続く人気コラム連載に読者から投稿された「愛」に関するエッセイを、アンソロジーとしてドラマ化したのが『モダン・ラブ』です。アン・ハサウェイなどが出演し人気を博したシーズン1に続くシーズン2が、8月13日から配信スタート。
1話約30分とコンパクトながら、心温まる愛にまつわるストーリーが展開。1話ごとに独立した物語ですが、シーズン1では、それぞれの作品の主人公がニューヨークの街角ですれ違う「奇跡」もおきました。
『はじまりのうた』『シング・ストリート 未来へのうた』などの音楽映画で知られるジョン・カーニーが脚本・監督などを担当しており、劇中の音楽にも注目したい作品です。
少女小説の名作『若草物語』を、『レディ・バード』のグレタ・ガーウィグ監督、シアーシャ・ローナン主演のコンビで映画化したのが『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』です。
舞台は、19世紀後半のアメリカ。作家志望の次女ジョーを中心に、4姉妹と家族、それぞれの恋愛や結婚、そして夢が描かれます。
女性が芸術家として成功するのが困難だった時代、ジョーの前に立ちはだかる差別や困難、葛藤などにも焦点を当てることで、新たな『若草物語』として蘇りました。
2021年4月から放送された、松たか子主演、坂元裕二脚本のドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』が早くもAmazonプライム・ビデオやNetflixに到着。
3回結婚して3回離婚した、住宅建設会社の社長・とわ子を中心とした軽快な会話劇と、予測のつかない展開で、放送時には大きな話題を呼びました。松田龍平、角田晃広(東京03)、岡田将生、市川実日子、オダギリジョーなどの豪華出演者にも注目です。
Amazonプライム・ビデオでは、同じく松たか子主演・坂元裕二脚本の『カルテット』も配信中。
ゲイの黒人少年の成長を描き、アカデミー賞で作品賞に輝いた『ムーンライト』のバリー・ジェンキンス監督が手がけたオリジナルドラマシリーズ『地下鉄道〜自由への旅路〜』。
「地下鉄道」とは、19世紀のアメリカで奴隷とされていた黒人たちが、奴隷制が認められた南部から、廃止されている北部へ向かうことを手助けした組織や、その逃亡路などを指す言葉。本作では、南部で自由を求めて生きる少女を主人公に、史実とは異なる展開を見せながら、黒人の人々が置かれた過酷な状況を浮かび上がらせます。
地下鉄道の指導者として知られ、アフリカ系アメリカ人女性として初めて新20ドル紙幣に採用された奴隷解放運動家のハリエット・タブマンの伝記映画『ハリエット』もAmazonプライム・ビデオで配信中。当時の時代背景を詳しく知りたい人にもおすすめです。
残念ながら日本では劇場公開がされなかった韓国映画『ガール・コップス』がAmazonプライム・ビデオで配信中。
韓国映画といえば、「悪」や「権力」と対峙する刑事ものアクション映画が人気ジャンルのひとつ。その多くが男性主人公でしたが、本作でバディを組むのは女性の警察官たちで、アダルトサイトに性的な動画が配信されると脅された女性を助けるために動き出します。
「n番部屋」事件など、韓国では数年前から「デジタル性犯罪」が蔓延り大きな問題となっています。『ガール・コップス』はそうした社会問題を描いており、それに立ち向かう女性の警察官の姿に胸を熱くさせられます。主人公たちのコミカルなやりとりも面白く、圧巻のアクションシーンも必見です。
Source: ハフィントンポスト
夏休みにおすすめ。アマプラ(Amazonプライム・ビデオ)で観られる面白い作品を選んでみた【最新版】