もし大人気FPS『Apex Legends』が、1998年にPS1用ソフトとして登場していたら、という設定で同人ゲームを作成する動画が海外で話題になっています。実際にPS1で動くわけではありませんが、かなりPS1のゲームらしく見える仕上がりとなっています。
Source:Garbaj
*カテゴリー:テクノロジー,ゲーム technology
こちらが動画の冒頭の、実際のゲームのプレイ画面。キャラクターが武器を拾い、敵を打ち負かします。
3人目を倒すと、「YOU ARE THE CHAMPION」と画面にデカデカと表示されます。筆者はPS1に触ったことがない年代なのですが、それでも当時の懐かしい感じが伝わってきます。
動画に登場しているキャラクターは、Apexの代名詞ともいえる大人気の女性キャラクター、レイスです。
この同人ゲームを作成したGarbajさんが最初に取りかかったのは、PS1ふうのキャラのモデリングです。PS1は現代のゲーム機に比べ処理能力が非常に低かったため、キャラクターはカクカクとしたデザインとなっていました。
次にモーション。レイスは忍者のような外見の通り、いわゆる“忍者走り”をすることが特徴でした。実はレイスのこの走り方はアップデートで廃止されてしまいましたが、これはキャラの大きな特徴だったため、Garbajさんはそのまま採用しています。
モーションは、miximoというサイトの既製のものを使っているそうです。
そしてPS1っぽくなるようにゲームの解像度を下げ、昔ながらのアスペクト比を4×3に変更します。PS1は320×240ピクセルの信号しか出力できなかったため、ゲームは非常にピクセル化された外観になっていた、とGarbajさんは説明しています。
ゲーム内では、レイスのスキルである、ポータルや一定時間の無敵化も再現されています。ポータルの雑な感じがPS1っぽくて良い!
そしてさらに細かい部分では、PS1特有の「物体に近づいた際にテクスチャーが歪むバグ」すらも再現しているそう。ただローポリ化したのではなく、しっかりとPS1に寄せるこだわりが半端ないですね。
実際の映像は動画の冒頭部分で紹介されているので、ぜひ見てみてください!
Source: AppBank
もし『Apex Legends』がPS1用ソフトとして登場したら、という設定で作られた同人ゲーム