Apple(アップル)は本気です。
いい意味でも悪い意味でもギークが注目してしまう、未発表製品のリーク(情報流出)。そんなリークの被害を最も受けているであろうAppleは、リーク提供者潰しの活動を本格化させているようです。
Viceによると、Appleは中国で活動するリークアカウントに対し、法律事務所をとおして警告の書類を送りました。このアカウントは、Appleの試作品をソーシャルメディアにて公開していたとのこと。
警告文ではAppleのデバイスの入手、広告掲載、販売を中止するように求めています。またそれだけでなく、このリークされたデバイスを提供した人物を教えるように要求。そして、14日以内に回答することに同意する文章に署名するように求めたのです。Appleさん、ガチギレしていますね…。
実はこのようなリークの多くは、工場内部から未発表の製品や部品が持ち出され、外部に販売されることで発生します。そう、結局はお金が絡んでいるんですよね…。また、このような警告書類は「Kang」「CConceptCreator」といった、他のリークアカウントにも届いているようです。
いち消費者からすると、次期製品の情報は興味深いものですが、その情報やデバイスの入手経路に犯罪的な手法が含まれているのだとすれば、それは規制されても当然です。私達が当たり前のように目にしているリークですが、将来的にはテック業界の大きな火種となってしまうのかもしれません。